IST PLUSを実機レビュー!IST PROとの違いは?ボールローラー支持の実力を検証

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IST PLUSを実機レビュー!IST PROとの違いは?ボールローラー支持の実力を検証

トラックボールマウスの欲しい機能を全部詰め込んだIST PRO。

その後IST PLUSというPROのライト版とも言えるマウスが登場しました。

PROで重宝されている機能を引き継ぎつつ、価格は抑えたかなり買いやすいマウスの一つ。

今回は、実際にIST PLUSを使ってみてわかったメリット・デメリットを紹介していきます。

maipyon
maipyon

なお、IST PLUSはボールローラー支持を選んでいます。
IST PROのベアリング方式との違いも紹介していきます!

▼IST PROのレビューはこちら

オンボードメモリのトラックボールマウスIST PROをレビュー!欲しい機能全部入り オンボードメモリのトラックボールマウスIST PROをレビュー!欲しい機能全部入り IST PROを実機レビュー。総合的なスペックならどのトラックボールよりも高いと感じました。オンボードメモリ付きトラックボールマウスですが、カスタマイズに癖があるのがデメリット。

IST PLUSの外観

同梱品は本体とクイックスタートの説明書のみ。

IST PLUSの同梱品

スクロール下部が電源スイッチになっていて、ボール近くの小さいスイッチが接続先切り替えボタンになっています。

接続先はBluetooth1, Bluetooth2, USBレシーバーで選べて、3sの長押しの他、2連続でボタンを押しても切り替わるみたいです。

IST PLUSを手に持ったとき
大きさイメージ。私の手は女性並みに小さいです。

続いて背面には単三電池1本が入る部分と、USBレシーバーとボール支持パーツを取り外すためのパーツがあります。

IST PLUSの背面
IST PLUSの背面

ボールの取り出しですが、指が入る大きさだったので簡単です。

IST PLUSのボール取り出し穴
素手で取れるのはかなり助かります
maipyon
maipyon

IST PROは穴が小さくて、ペンで押し込むか、上からボールを摘んで強い力で引っこ抜くしかなかったので高評価ポイント。

IST PLUSとIST PROの比較

IST PLUSとIST PROを比較していきます。

基本的にはIST PROの方がスペックが上ですが、値段差も激しいです。


IST PLUS

IST PRO
ボタン数5ボタン10ボタン
支持ユニットボールローラー
or
人工ルビー
ベアリング
接続台数Bluetooth×2
USBドングル×1
Bluetooth×2
USBドングル×1
有線×1
カスタム接続×2
バッテリー単三電池×1
最長2年1ヶ月
単三電池×2
バッテリーを買えばType-C充電も
最長18ヶ月
静音  
オンボードメモリ
接続切り替え方法ボタンを押すダイヤルを回す
ボールの取り
出しやすさ
カラーブラック/ホワイトブラック
参考価格7,380円(税込)16,543円(税込)
現在の価格 Amazonで確認 Amazonで確認

IST PLUSは充電式へのコンバージョンは不可

IST PROは以下の商品を追加すれば充電式にも変更できたのですが、流石にIST PLUSにそんな機能はなく。

変更できるのはボールの支持部分のみですね。そこが変更できるだけでもすごいですが。

IST PLUSでも十分すぎる機能が詰め込まれている【メリット・デメリット】

IST PLUSの機能を紹介しつつ、メリットや使ってみた感想をお伝えします。

実際に使ってみて分かったデメリットもあったので、そちらも紹介します。

静音の5ボタンでカスタム可能

ボタンは5ボタンで、以下の通り。

IST PLUSのボタン配置
もちろんMacでも使えます

これらはカスタムが可能で、エレコム マウスアシスタントをインストールすることでカスタマイズ可能となっています。

カスタマイズできる内容は以下の通り。

IST PROの設定画面だが、全く同じカスタマイズが可能でした

IST PROのカスタマイズもIST PLUSのカスタマイズも同じソフトを使うので、できることは全く同じと考えていいですね。

ボタン数が違うだけです。

ベアリング支持・ボールローラー支持から選べる

エレコムのISTシリーズはトラックボールの支持方法が3種類あります。

MX Ergo Sの支持
人工ルビー支持
ボールローラー支持
ボールローラー支持
IST PROはベアリング支持
ベアリング支持

それぞれの違いの特徴は以下の通り。

3つの支持方法の特徴
  • 人工ルビー
    もっとも一般的な支持方法
    静音性が高いが、汚れが固着しやすい
  • ボールローラー
    静音性も高く、汚れが固着しにくい
  • ベアリング
    回転するため軽い力でスルスル回る&長距離移動がしやすいが、その分若干シャーという音がする

IST PLUSが提供しているのはボールローラーかベアリングのどちらか。

ボールローラー式とベアリング方式、どっちがいいの?と悩む方もいるかと思います。

結論ですが、個人的にはボールローラー式の方が好きでした。

人工ルビー方式で慣れた自分にとって、ボールローラー式の方が使用感覚が変わらない。

それでいて掃除頻度が減るのは最高に感じました。

ボールの引っ掛かりや回転が重く感じる部分もなくて、かなりスルスル動いてくれます。

maipyon
maipyon

ボールローラー式の方がスルスル感は人工ルビーより高め。
でも、比較しないと分からないレベルの差しかなくて正直感覚が全く変わりません。

ベアリング式の方が転がし始めが軽く、慣れていない人にはいいかもしれませんが、

  • ベアリング方式は人工ルビー・ボールローラーに比べてベアリングが回転する音が出る
    気にならないレベルだが、無音ではない
    音は人工ルビー < ボールローラー <<< ベアリングという感じ
  • ベアリングが回転する角度とベアリングを擦る角度が存在して、たまにその差を感じることがある
    めっちゃ回転しやすいところと、普通のところがあるせいで差があるということ

というデメリットもあるわけで。

人工ルビー支持方式だと汚れやすい・ボール次第では回転が重いというデメリットがあったのですが、ボールローラー式はそれらを払拭した支持方式なのではないかと感じました。

まあIST PROでも下記の商品を購入すれば変更できるんですけどね。

maipyon
maipyon

IST PRO既所持でベアリング方式が不満な方は以下のパーツのみ購入で問題ないです。

オンボードメモリ対応で実務にも使える

設定したカスタマイズは、3通りまでオンボードメモリに保存可能。

オンボードメモリとは、マウス本体にカスタマイズが保存されるという事。

つまり、カスタマイズした状態でエレコムマウスアシスタントをインストールしていないPCに接続しても、カスタマイズされた状態で使えます!

「会社の制約上、カスタマイズソフトを入れられない」という人は絶対買いましょう!と強くオススメできます。

設定した3通りのカスタマイズは、エレコムマウスアシスタント上か「プロファイル切り替え」に設定したマウスボタンで切り替えられます。

オンボードメモリの際は若干制約があり、カスタマイズ指定できる内容が以下のように減っています。

具体的な制限は以下の通り。

オンボードメモリの際の制限
  • 使用できるプロファイルは3つまで(ボタンにプロファイル切り替えを割り振ることは可能)
  • ジェスチャー機能は使えない
  • アプリケーションごとに自動でプロファイルを切り替えることはできない
  • キー入力は「同時押し」のみ可能。つまりctrl + Aとかは可能。(定型文を入力とか、連打はマウスアシスタントモードのみ)
  • 特定のアプリケーションを起動するようなカスタマイズは不可

ソフトなしでボタンを押した時の一般的なカスタマイズのみ可能という考えでいいかと思います。

Win, Macで切り替える場合は注意

コピー、ペーストボタンはWindowsとMacで異なるため、Windowsでコピペは使えるけど、Macへオンボードメモリで切り替えてもコピペが使えない状況が生まれます。
その場合、WindowsでもMacでもソフトをインストールするか、プロファイル切り替えボタンでの対策ができるかと思います。

IST PROはホワイト・ブラックの2色展開

IST PROはホワイト・ブラックの2色展開

IST PROはブラックのみ。

一方でIST PLUSはホワイトとブラックの二色展開。

これは地味に嬉しいという人も多いのではないでしょうか。

ホワイトの隙間から垣間見えるオレンジも可愛くて好きです。

カスタマイズ関連のデメリットは多め

一方で、カスタマイズ関連のデメリットも浮き彫りに。

5ボタンしかないと、ジェスチャー機能を使っていくつも機能を増やしたくなるのですが、エレコムのジェスチャー機能は

  • ジェスチャー機能を使うボタンはジェスチャー専用ボタンとなり、ボタンを押すだけで何か機能を発揮できない
  • ジェスチャー中にカーソルが動く

というデメリットがあります。

特にIST PLUSは5ボタンしかないので、特定のボタンがジェスチャー専用ボタンになってしまうのが痛いところ。

例えば「戻る」ボタンに「戻る」機能と「ペースト」機能をつけたいと思ったら

ボタンを押す + ← で戻る
ボタンを押す + ↓ でペースト

のようにする必要があります。

「ボタンを押すだけで戻る」「ボタン + ↓でペースト」とできないのが痛いところ。

また、コピペなどをジェスチャーする場合にジェスチャー中にマウスカーソルが移動してしまうのがなかなかストレス。

IST PROはボタン数が多いので、ジェスチャー専用ボタンを気軽に作ることができました。

一方で、IST PLUSはボタン数が少ないため、ジェスチャー専用ボタンを作るのは心理的な負荷が高く感じてしまいます。

初めてのトラックボールマウスに良さそう

IST PLUSはジェスチャー機能を使わない人にとってはかなり最適なトラックボールマウスなのではないかと感じました。

ジェスチャー機能を使ってもっと機能数を増やしたいのであればボタン数の少なさを感じるかと思います。

しかしボールローラー支持が最高で、初めてのトラックボールマウスとして使うのにも最適なのではないかと感じました。

クセがなく、かつ動かしやすく、さらにゴミも溜まりにくい。

トラックボールマウスのデメリットとして掃除が1〜2週間に1回必要という話がありますが、それもかなり緩和されるかと思います。

もしもっとボタン数が欲しい!ということであれば、ルビー支持の別トラックボールマウスか、IST PROが候補になるのではないかと思います。

オンボードメモリのトラックボールマウスIST PROをレビュー!欲しい機能全部入り オンボードメモリのトラックボールマウスIST PROをレビュー!欲しい機能全部入り IST PROを実機レビュー。総合的なスペックならどのトラックボールよりも高いと感じました。オンボードメモリ付きトラックボールマウスですが、カスタマイズに癖があるのがデメリット。