マイクアームを使うと、マイクと口との距離が一定に保たれるため、実質音質アップに一役買ってくれます。
音質アップはまずはマイクアームから、という声もあったりします。
ということでマイクアームを購入したのですが、Elgato Wave Mic Arm LPなら
- 視界を遮らない薄型のアーム
- 自由な角度調整
- 高品質な見た目
- ケーブルも隠せる
- 重めのマイク(SHURE SM7B。約765g)でもガッチリ固定可能
と、自分の使用環境にピッタリでした。
とはいえサイズ感や、視界がどんな感じになるか気になる人も多いと思います。
そこで本記事では、サイズ感や使用感想を含めてレビューしていきます!
Elgato Wave Mic Arm LPの外観やサイズ
Elgato Wave Mic Arm LPの外観
使用中のイメージはこんな感じ。
ケーブルもアーム内にしまうことが出来るため、見栄えもスッキリします。
テーブル上にあるのがフタの部分。
全て金属製で、高級感あふれます。
なお、同梱品は以下の通りです。
ちなみに白バージョンもあります。
Elgato Wave Mic Arm LPのサイズ感
サイズ感は以下の通り。
取り付け面からの高さは10.5cm程度。下側のスキマの高さは7cm程度。
先端部分も以下の写真のように、根元が360°回転可能で、溝に沿って180°動かせます。
伸ばした際は、先端は5cm程度となります。
先端を写真のような角度にすると、上アームの長さが伸びることになります。
お次に取り付け部分のサイズ感。
取り付け部分も飛び出る部分が少なく、ハンドル部分も下に引っ張れば自由回転が可能になるので壁に近い位置でも取り付け可能です。
なお、設置部分の厚みは6cmまでとなります。
Elgato Wave Mic Arm LPの可動域
下アームも上アームも360°回転可能です。
下アーム+上アームの長さ(約70cm)の円の範囲であれば、ほぼどこでもマイクを設置できると考えて差し支えないでしょう。
上下アームは下方向は60°、上方向へは100°位(公式サイトでは90°表記でしたが)まで角度変更可能です。
先端部分も、根元が360°回転可能で、溝に沿って180°動かせるので、こちらも問題なし。
壁やモニターにぶつからなければ、位置調整で困るようなことはないと思っていいでしょう!
また、下アームを取り外して上アーム1本だけを使用して使うこともできます。
この場合、付け根部分で高さ変更(角度調整)もできます。
使用時の注意点
とにかく高さやサイズに注意しましょう。
自由に回転出来て取り回しが良いのがメリットなのに、どこかにぶつかって回せない等の現象が起きると最悪です。
サイズ感は説明した通りですが、ディスプレイ台がある机の方はまず奥に設置することはできないと思ってください。
私は以下の画像のように、デスクの右側に設置しています。
アーム位置によってはディスプレイにぶつかるので試行錯誤して設置場所を決めました。
Elgato Wave Mic Arm LPを使ってみた感想
Elgato Wave Mic Arm LPを使ってみて感じたことは以下の通り。
- ガッチリしていて重量級マイク(SHURE SM7B)も固定可能
- モニターに被らず、作業しやすい
- 非使用時に邪魔にならない
- キーボードも問題なく使えるが、見づらくはなる
それぞれ詳細をレビューしていきます。
ガッチリしていてSHURE SM7Bも固定可能
ベース部分もガッチリしていて、接地面積も多めです。
アーム部分もしっかり締める必要がありますが、ちょっとぶつかったくらいではびくともしない作りになっています。
私の使用しているSHURE SM7Bはかなり重め(約765g)なのですが、それでも問題なく使えています。
ちなみにElgato Wave Mic Arm LPの耐荷重は2kg。
振動に対する強さについてはこんな感じです。
流石に音はしますが、マイクアームが振動でズレるという事もありません。
安いマイクアームを使うと、ちょっと手が当たっただけでズレたり、位置によっては自然に下がってくるみたいな現象もよくあるみたいです。
モニターに被らず、作業しやすい
一番いいなと思ったのは、やはり作業中の視界の問題です。
吊り下げ式のマイクアームだと、モニターにマイクが被って作業がしづらいことが予想されます。
しかし、Elgato Wave Mic Arm LPを使用すれば、視界はこんな感じにできます。
写真では邪魔に感じるかもしれませんが、肉眼ではモニター部分にしか注目しないので、気になることはありません。
モニター部分にマイクが被らないのでそれがデカい!
非使用時に邪魔にならない
非使用時にはアームを畳めば非常にコンパクトです。
マイクは使う時だけスッと回転して口元にマイクを持ってくるような使い方ができるため、景観の邪魔にもなりません。
吊り下げ式マイクアームと比較しても、こちらの方がコンパクトに収まるのではないかと思います。
キーボードも問題なく使えるが、見づらくはなる
使用中もキーボードは問題なく使うことが出来ます。
マイクアームを1本に変更した場合でも、角度によっては使えます。
私はキーボードを見ずにタイピングできるので問題ないですが、キーボードへの視界は最悪です。
顔を傾けないと見えないレベルなので、モニターは見やすい反面、キーボードは見づらくなるのは注意点です。
といっても、マイクを使いながら下を見続ける人は用途的にも少数かと思います。
手元の紙の原稿を読み上げて録音する、みたいな用途だとあまりオススメできません。
Elgato Wave Mic Arm LPは高品質で文句なし
特にモニターを見ながら作業する方にはオススメかと思います。
配信者やゲーム実況者、リモートワークでの会議には特にオススメかと。
マイクアーム購入後に後悔しがちな「段々と緩くなってきた」「位置調整が難しい」「マイクの重さで位置がうまく決まらない」などの要素は全くありませんでした。
実際に1年ほど使用していますが、全く問題なしです!
マイクアームを買おうにも様々なデメリットがちらついてなかなか踏み切れないという方にはオススメです。