M1発売から約4年4ヵ月。
そろそろMacBook Airを買い換えようかなという人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、「別にM1でもまだ使えるけど、微妙にもたつくときもあるしなぁ」ということでM4へ買い換えました。

こんにちわ。maipyon(@maipyon8)です。
本記事では、M1とM4の違いを紹介しつつ、実際に使ってみて感じた違いを紹介していきます。
買い替えをすべきか?についてですが、結論としては「処理性能の向上目的 or 外部ディスプレイ出力数を増やす目的で買うならアリ」かなと感じました。

M1 MacBook Air VS M4 MacBook Air
まずはスペックを表で比較。
メモリとかストレージなどの、購入時に変更できる点を除きつつ、純粋な進化点のみを表にまとめました。(13インチで比較)
M1 MacBook Air | M4 MacBook Air | |
---|---|---|
ディスプレイ | 13.3インチ Retinaディスプレイ | 13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ |
CPU | M1チップ | M4チップ |
サイズ | 高さ:0.41~1.61cm 幅:30.41cm 奥行:21.24cm | 高さ:1.13cm 幅:30.41cm 奥行:21.24cm |
重量 | 1.29kg | 1.24kg |
カメラ | 720p FaceTime HDカメラ | デスクビューに対応した12MPセンターフレームカメラ 1080p HDビデオ撮影 |
ポート | Thunderbolt 3ポート × 2 ヘッドフォンジャック | MagSafe Thunderbolt 4ポート × 2 ヘッドフォンジャック |
充電器 | 30W USB-C電源アダプタ | 35W デュアルUSB-Cポート or 70W USB-C電源アダプタ |
ワイヤレス | Wi-Fi6 | Wi-Fi 6E |
外部ディスプレイ | 外部1台+本体ティスプレイ(計2画面) | 外部2台+本体ディスプレイ(計3画面) |
カラー | シルバー スターライト ミッドナイト | シルバー スターライト ミッドナイト スカイブルー |
この進化点について、実際に実物を見比べつつ細かく見ていきます。
ディスプレイを比較

ディスプレイの変化点としては、若干表示画面が大きくなり、輝度が上がり、発色も若干良くなりました。
画像は両方とも最大輝度にしたときで、若干M4のほうが綺麗かなという感じ。
また、黒帯になる部分がM1より小さくなったおかげで画面サイズが大きくなりました。

CPUを比較
公式によると、M1の最大2倍のパフォーマンスとのこと。

ただ、M1のメモリ16GB VS M4のメモリ32GBでの比較のようなので注意です。

実際に使ってみて分かった、体感での違いは後半で紹介していきます。
メモリも最大16GBだったのが最大32GBまで増やせるようになりました。
Apple Inteligenceをガンガン使うためには16GBは必須ということなのでしょう。
サイズ感を比較
幅と奥行きは変わっていないものの、高さが均一になりました。
一番厚いところを比較するとM1が1.61cmで、M4が1.13cm。
全然違う!というわけではないけど、先に尖っていく形状から、直方体のボックス型に変化しました。

重さについては50g軽くなったのですが、手に持って違いは分かるけど、M4でもまだ「ズシッ」という感覚はありますね。
カメラを比較
単純に画質が上がっただけでなく、デスクビューにも対応しました。
画質の比較はこんな感じ。Macを持った自分を撮っています。


カメラ画質の違いは結構明確で、画面に映っている文字の見やすさを比較して頂ければと思います。
また、M4 MacBook Airはセンターフレームというのに対応していて、自動で自分の方をカメラが追尾してくれます。
さらにデスクビューという機能も使えます。
デスクビューというのは、MacBook Airの手前に置いたものを相手に映すというもの。
手元映せるの色々需要ありそう!と思ったのですが、いざ使ってみると微妙でした。
以下がデスクビュー中のスクリーンショットですが、画質が荒いです。(ズームはしていません)

結構大きい文字で、かつ印刷された文字じゃないと使えないのかなと思います。
カメラの映像を補正してそれっぽく見せている機能のはずなので、ゆがみもかなりすごいです。
物を見せようとしても、「真上からの映像」ではないので、見せ方で混乱します。

PCは垂直になるようにした状態です。
PCより手前30cm辺りまでが映る範囲だったので、机の奥行きもある程度必要です。
上記が最大縮小の範囲で、ここからある程度は拡大可能です。
ポートの違いをチェック


USB-Cポートの数は2つから変わっていないものの、Thunderbolt3→4へ進化しました。
データ転送速度自体は変わりませんが、PCIeでの接続の帯域幅が向上し、16Gbpsから32Gbpsになりました。
PCIe4.0対応の外付けSSDを接続した際には、より高速なデータ転送が可能になります。

簡単に言えば、条件が整った時のデータ転送速度が上がりました。
ちなみに、M1で使っていたハブはそのままM4でも使えました。
有線LANを挿せるハブで急激に高速化するのでオススメです。
また、MagSafeの充電ポートが増えました。
MagSafeによる充電は、マグネットによって軽く近づけるだけで装着でき、引っ張れば簡単に外れます。
メリットとしては以下の通り。
- ケーブルを引っかけてもMacが落下しない
- 充電速度が安定している
- 充電ケーブルを抜き差ししやすい
- USB-Cポートの抜き差しが無い分、USB-Cポートの摩耗を抑える
- USB-Cポートが空く
特に外付けSSDやその他周辺機器を多く使う人にはハブいらずで済むのは利点かなと思います。
同梱品としてMagsafe充電用ケーブルが付いていたので、それで充電できます。

充電器は最大70Wを選べるように
充電器は、35Wデュアル or 70W単ポートで選択できます。(M2から選択可能に)
急速充電を実現したいのであれば、70Wの方を使うべきです。
大きさや重さは以下のような感じです。

重さは165gでした。M1の30W充電器が105gだったので、結構重いです。
これなら、代用として別の充電器を買うのもアリかもしれません。
以下は70Wで2ポート、かつ薄型の充電器で、スマホの充電をしつつ十分なワット数でPCも充電できます。

レビュー記事も書いておりますので、読んでみてください。
外部ディスプレイへの出力台数が増加
一番大きい変化と言えばここかもしれません。
M1 Macbook Airはモニター2台に外部出力することができず、(外部モニターを用いた)デュアルモニターができませんでした。
M1~M4の比較が以下の通りです。

M3でも、閉じた状態じゃないと2台出力できないなど、難点がありました。
徐々に進化していき、M4でついに内蔵ディスプレイを合わせて3画面での表示に対応しました。
キーボードが地味に変化
また、細かい変化としてキーボードが地味に変化しました。
まず、JIS配列(日本語配列)限定で、「かな」と「英字」が「あいう」と「ABC」に変更しました。

もう1つは、ミュートボタンのアイコンが変わりました。


ちなみにキーの大きさが違うのは、M1はJIS配列を選んだけど、M4でUS配列を選んでいるためです。
とまぁ、機能面での違いはないので安心しましょう。
M4 MacBook Airを使って感じたこと
まず、私が購入したM4と既に持っているM1のスペック的な違いはCPUのみです。色もシルバーで同じ。
どちらもメモリは16GBで、ストレージは512GBを選択しました。
その上で、実際に数日使ってみて感じたことを紹介していきます。
まず一番強く感じたのは、「なにをしても処理に余裕がある」という感覚です。
感覚でしかないので申し訳ないのですが、以下のような感じ。
M1のときは3sほど固まる処理が、M4では1s未満に短縮されている。
「重すぎる…」が「まぁちょい重いかな」くらいの感覚に変わりました。
固まるような処理なんてそうそうないのですが、仕事で色々やっていると1つや2つは「これいっつも固まるんだよな」というのに遭遇します。
性能の向上により、当たり前ですがスピード感は増しました。
エンジニアなのですが、エディタや調べものや資料などなど、複数の機能を同時に動かしていくことが大半です。
M1だと、「さすがにちょっと重いか?(でもまだいけるよな)」みたいな感覚があったのですが、M4だと「まだ余裕」という感じになりました。
あと、発熱量も減りました。ここは手に触れて分かるくらいの違いが出ました。
逆に、それ以外の変化点についてはそれほどのメリットをまだ得られていません。
これは自分の使い方によるものなのですが、ウルトラワイドモニター1枚にしか繋ぎませんし、カメラも月数回しか使いません。
多くの方にとって、一番のメリットは「性能が上がってサクサクになった」になるのではと思います。

つまり、「M1でも余裕でサクサクじゃん」という人は買い替えなくていい気がします。
ただのブラウジングでは、目に見えてわかる違いはありませんでした。
M1 MacBook Air所持者はM4に買い換えるべきなのか?

M1 MacBook Air所持者はM4に買い換えるべきか?という部分で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
多くの方が「M1でも使えるけど、そろそろ買い換えとく?」みたいな所はあるのではと思っています。
結論から言うと、「本業で負荷がかかる処理を頻繁にしているなら買い換えてもいいのでは?」という感じ。
逆に、M1でも余裕。もたつかない。という人は買い替えなくてもいいのかなと。
メモリが8GBなら買い換えた方が良いと思う
もしM1 MacBook Airのメモリが8GBなら、今後のことを考えると買い換えた方が良いかもしれません。
Apple Intelligenceが2025年4月ごろから日本語でも提供予定ということですが、この機能を使うなら8GBは心もとないかなと。
M1でもApple Intelligenceは使えるみたいですが、最低16GBになったのもそこを見据えてのことだと思います。

Apple IntelligenceはM1でも使えるので、一旦使ってみてから考えるのもアリ
発売価格も変わっていないので、コスパは良い
発売した時の価格は、実はM1からM4までほとんど変わっていません。
- M1:999ドル 10万4800円
- M2:1199ドル 16万4800円
- M3:1099ドル 16万4800円
- M4:999ドル 16万4800円
円安の影響で日本での価格は高くなっているものの、ドルベースだとM1と変わらないという…。
それを考えると、値段そのままでスペックだけ良くなっているのでコスパは凄く良いということになります。
M5を待つのはどうか?
逆に、もう1年待てばM5 MacBook Airも出てくるでしょう。(たぶん)
それを待ってもいいのですが、待った上で価格が高くなっている可能性もあるわけです。
M4はスペックアップのみでしたが、M5でもしもっと軽く・薄くなるなどのデザイン変更があれば高くなる可能性も十分にあります。
お金については特に気にしていないという人なら待つのもアリだと思いますが、現状のM4の価格は「買っていい」価格だなとは感じます。

新規でMacBookが欲しい人には、M4はかなりオススメできそう。
デュアルディスプレイにしたい人も買い換えるべき
デュアルディスプレイにしたい人も買い換えるべきかなと思います。
1画面→2画面への効率の上昇は凄まじいものになるので、元々デュアルディスプレイをやりたかったけど諦めている人にはオススメかなと。
私の場合はウルトラワイドモニターですが、サブでディスプレイに繋げられるというのであれば追加の検討の余地もあるなぁと感じています。

M1からM4への買い替えの際は、Thunderbolt4ケーブルも忘れずに
買ってみてから気づいた罠だったのですが、データ移行は新旧Mac同士を直接ケーブルで繋いだ状態でやることをオススメします。
同じWi-Fiネットワークに繋いで行うこともできるのですが、無線だとかなりの時間がかかります。

通信環境にもよりますが、Wi-Fiで120GBで3時間かけてもできなかったという話を聞きました。
M4側はThunderbolt4対応ですが、データ転送速度は変わらないのでThunderbolt3ケーブルを購入しておきましょう。

Thunderbolt4ケーブルは4000円台とかなり高いので、手の出しやすい価格帯のThunderbolt3でもいいかなと。
充電用のケーブルとデータ転送用のケーブルは形状が同じでも全く違うものなので、お忘れなく。
M1からM4への買い替えはかなり難題
ということで、M1からM4へ買い換えたので、同じように検討している人向けに記事を書きました。
正直、M1からM4への買い替えはかなり難題だなと思います。
M1も性能がかなり高いので、使用内容によってはM4に買い換えたところで「めっちゃ変わった!」という感覚にはならないのではないかなと。
オススメできるとしたら、以下の条件に当てはまる人なのかなと思います。
- M1の処理性能で不満がある人
- デュアルディスプレイにしたい人
- 今後、M5が出たときにこれ以上値段が高くなってると厳しいかなという人(M4のコスパはかなり良いため)
また長く使っていく中で、Apple Intelligenceの登場などで意見も変わると思うので、その時はまた追記したいと思います。