デスク天板をオーダーしたい時、候補に挙がるのがマルトクショップ。
私も電動昇降デスクを作るにあたって実際に使用しました。
ただ、オーダーの際に悩むことが本当に多くて大変でした。

こだわりぬいた天板が欲しいと考えて、熟考に熟考を重ねました。
本記事では、深く考えるべきポイントをまとめつつ、実際にオーダーする手順までお伝えできればと思います。
実際に届いた天板は満足度が高く、他の人があまり使っていない樹種を選択できたという事もあり最高でした!
| 樹種 | ![]() タモ | ![]() タモ(柾目) | ![]() ウォールナット | ![]() ゴム | ![]() ホワイトオーク | ![]() ハードメープル | ![]() ビーチ | ![]() ホワイトアッシュ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格 (無垢材) | 43,140 | 53,410 | 56,880 | ー | 55,080 | 42,110 | 38,030 (厚み30mm以上) | 42,310 |
| 価格 (集成材) | 33,470 | ― | 51,130 (厚み20mmのみ) | 21,740 | ー | ー | ー | 41,680 |
| 比重 (高い方が重く 硬い傾向) | 0.65 | 0.65 | 0.62 | 0.60 | 0.75 | 0.72 | 0.66 | 0.66 |
| 備考 | テーブル天板人気No.1 | タモの木目が真っすぐに 並んでいるもの | テーブル天板人気No.2 | テーブル天板人気No.3 | テーブル天板人気No.4 | 筆者が選んだ樹種 | 明るい樹種 塗装で黄褐色の温かみが出る | 明るい樹種 木目がハッキリ出る |
| 商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
| 作品例リンク | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る |
マルトクショップでのデスク天板の樹種の選び方
一番悩むのが天板の樹種選び。

マルトクショップでの作品例を見つつ、4種類くらい悩みに悩みました。
樹種の決め方について分かりやすく解説していきます。
デスク天板に使うなら、硬い樹種がオススメ
前提として、デスク天板に使うなら硬い樹種がオススメになります。
例えばパイン材・杉などは柔らかい樹種なのですが、物を落としたり、ボールペンなどで文字を書いただけでも凹むレベルです。
柔らかい樹種は安いというメリットもあるのですが、長く使うことを考えると硬い樹種がオススメ。
無垢材と集成材の違いについて
無垢材と集成材の選び方については好みになるかなと思います。
違いは以下の通り。
| 無垢材 | 集成材 | |
|---|---|---|
| 製材方法 | 10~20cmに切り出して 繋ぎ合わせた木材 | 2cm程度のブロック状に切り出して 繋ぎ合わせた木材 |
| イメージ画像 | ![]() | ![]() |
| 価格 | ||
| 見た目 |
集成材しか選べない樹種もあるのですが、高級感を出したいなら無垢材になります。
木目に関しては運なのですが、無垢材でかっこいい木目の物が届いたら酔いしれること間違いなし。

上記は無垢材ですが、よく見ると奥から順に4つの木材が繋ぎ合わさっています。
硬さ、色味、価格の順で絞り込んでいこう
マルトクショップでは樹種の種類が多いため、デスク用天板としてよく使われている樹種を表にしました。
いずれも硬い樹種になっておりますので、硬さについてはクリアしているものになります。
| 樹種 | ![]() タモ | ![]() タモ(柾目) | ![]() ウォールナット | ![]() ゴム | ![]() ホワイトオーク | ![]() ハードメープル | ![]() ビーチ | ![]() ホワイトアッシュ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格 (無垢材) | 43,140 | 53,410 | 56,880 | ー | 55,080 | 42,110 | 38,030 (厚み30mm以上) | 42,310 |
| 価格 (集成材) | 33,470 | ― | 51,130 (厚み20mmのみ) | 21,740 | ー | ー | ー | 41,680 |
| 比重 (高い方が重く 硬い傾向) | 0.65 | 0.65 | 0.62 | 0.60 | 0.75 | 0.72 | 0.66 | 0.66 |
| 備考 | テーブル天板人気No.1 | タモの木目が真っすぐに 並んでいるもの | テーブル天板人気No.2 | テーブル天板人気No.3 | テーブル天板人気No.4 | 筆者が選んだ樹種 | 明るい樹種 塗装で黄褐色の温かみが出る | 明るい樹種 木目がハッキリ出る |
| 商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
| 作品例リンク | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る |
上記の中から、色味が好みのものを選ぶのが良いかと思います。

金額については最後に考えて良いと思います。(価格は2025年11月時点で調べた内容です)
数年は使うものになると思うので、妥協せず選びましょう。
上記の樹種を色味・木目に応じて表にしたものが以下の通り。


私は最終的にハードメープルに決めました。
硬さと色の淡さが決め手です。
硬すぎると加工は難しい?
マルトクショップでの天板購入を考えている人は、DIYで加工して電動昇降デスクにする予定かと思います。
木材が固すぎると加工は難しいか?についてですが、下穴さえ開ければ問題ありませんでした。
以下の商品を使ったのですが、強さはかなり弱い方ですが、かなり硬めのハードメープルを無事に加工できました。
加工方法や手順については以下の記事で解説しています。
マルトクショップでのオーダーの手順を徹底解説
マルトクショップでは、かなり細かくオーダーできます。
その分選択肢が多く、悩むことも多かったのでオーダー手順と共に注意点やおすすめをお伝えしていきます。
まずは樹種を見てみよう
デスク天板なので、初期状態の「無垢・集成材[四角形]」を選びます。
本記事で既に紹介している方法で樹種を選択してください。
私はハードメープルを選択しました。
デスク天板なので、「三方向使用」で問題ありません。
- 三方向使用:裏面に節が入る可能性がある(天板なら裏は見えないのでOK)
- 四方向使用:どこにも節は入らない(家具の側板など、裏からも見える用途に使う)
三方向使用の方が安いので、デスク天板なら一般的には三方向使用を選択で問題ないでしょう。
設置スペースと、電動昇降デスクの足の規格に合わせて入力します。
- 厚さ:25mm以上(デスク幅が1600mm以上だと30mm以上の方が良いかも)
- 幅(奥行):700mm以上
- 長さ(幅):1200mm以上
厚さに関してですが、モニターアームなどのクランプ取り付けを安定させるため&たわみを抑えるために25mm以上が推奨です。
デスク幅が1600mmを越えてくると、薄い板だと見た目が貧相になってくるということもあり30mmにした方が良いかもしれません。
奥行きに関しては、FLEXISPOT E7の足の奥行きが680mmとなっているため、それを越えた方が良いでしょう。
例えば600mmの天板にすると、足がつっかえてデスクを壁付けできなくなります。

デスクの幅に関しては1200mm以上なら結構自由なのかなと思います。
主な電動昇降デスクのサイズなども参考に決めると決めやすいかなと思います。

私は幅140cm × 奥行70cm × 厚さ2.5cmを選択しました。
デスク天板として使用する場合、主に以下のどれかのパターンがいいかなと思います。

シャープな感じを出したいなら「糸面 + 磨き」でいいでしょう。
丸みをあまり帯びていないので押し付けると痛い(といっても鋭さは感じない)ですが、そんな押し付けることある?ということで私は糸面 + 磨きを選択しました。
実際には押し付けても全然痛くないですし、見た目がカッコいいので満足しています。
基本的に、面取りA〜Dの全てで「糸面 + 磨き」を選択します。

よく手を当てるのであれば「上下R面(3R) + 磨き」がいいかと思います。
デスクの表裏ともに半径3mm(3R)の丸みをつけるという意味です。
5Rを選択すればもっと丸くできますが、ちょっとシャープさが失われてデスクのカッコ良さが失われる可能性もありますので、3Rくらいがバランスがいいかと。
基本的に、面取りA〜Dの全てで「上下R面(3R) + 磨き」を選択します。
変わり種として、「C面(1:表面) + 磨き」なんかもあります。

勉強机なんかにはいいかもしれません。
面取りAでC面(1:表面) + 磨きを選択し、他は「糸面 + 磨き」を選択するのがいいかと。
角の丸みについての指定です。
面取りで3Rを選択している場合、すべて「半径3mm」でいいかと思います。
面取りに合わせて入力するのがいいかと思います。

私は糸面 + 磨きを選択したので、「半径0mm」としました。
塗装は以下のように別れています。
- ウレタンクリアー
- 自然塗料
- 自然塗料カラー
ウレタンクリアーは劣化が緩やかで、水を弾くので汚れに強く、サッと拭き取れば綺麗になります。
一方自然塗料は汚れやすく、水を弾かないのでシミができる可能性もあります。また、メンテナンスを自分で行うこともできます。
自然塗料のメリットは木の香りがすることで、高級な木材を使うのなら自然塗料で!と推す声も多いです。
なお、自分が確認した範囲では、見た目についてはウレタンクリアーと自然塗料の色味の違いはほとんどありません。


私はメンテナンスできないので「ウレタンクリアー 裏捨て塗り」にしました。
木製のパームレスト(おそらく自然塗料)が黒ずんだ経験もあるので、それも嫌だなと思いました。

言い切ることはできませんが、自然塗料だと上記のパームレストと似たようなことが起きるかなと考えました。
やすりで磨いて自然塗料を塗ることでまた綺麗にはできますが、デスク天板となるとしんどいでしょう。
両面か裏捨て塗りかの選択肢がありますが、裏捨て塗りでOKです。
裏捨て塗りとは、裏面は省工程になる塗り方。
デスク天板裏は見えませんし、裏捨て塗りの方が安いのでそちらでいいでしょう。
オプションについてですが、デスク天板の場合は何も選択しなくて大丈夫かなと思います。
コード穴を付ける場合に「円形の穴開け」辺りを検討するくらいかなと思います。
あとは必要な情報を入力して、注文するだけです。
営業日に見積金額と、(クレジットカードの場合)お支払フォームが記載されたメールが届きます。
そこで支払いを完了して、納期の目安が届きます。
注文するなら早めがオススメ
他のショップと比較して、加工を細かく指定できる反面、出荷までの日数がかなりかかります。
私が頼んだ時は9月24日注文、10月21日出荷、10月23日到着でした。
到着までにジャスト30日。土日祝の日数でも変動はありますが、時間がかなりかかります。
タイミング次第で大きく変わる可能性もありますが、1ヵ月近くかかるという事を考えて注文しておくのがいいでしょう。

1ヵ月あれば他パーツ(デスク脚とか)はセールになる可能性もあるので、天板からの注文確定がオススメ!
天板注文までに約1.5ヵ月悩んだ(+届くのに1ヵ月かかった)ので、この記事を読んでいる方の悩んでいる時間ができるだけ少なくできればと思います。
| 樹種 | ![]() タモ | ![]() タモ(柾目) | ![]() ウォールナット | ![]() ゴム | ![]() ホワイトオーク | ![]() ハードメープル | ![]() ビーチ | ![]() ホワイトアッシュ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格 (無垢材) | 43,140 | 53,410 | 56,880 | ー | 55,080 | 42,110 | 38,030 (厚み30mm以上) | 42,310 |
| 価格 (集成材) | 33,470 | ― | 51,130 (厚み20mmのみ) | 21,740 | ー | ー | ー | 41,680 |
| 比重 (高い方が重く 硬い傾向) | 0.65 | 0.65 | 0.62 | 0.60 | 0.75 | 0.72 | 0.66 | 0.66 |
| 備考 | テーブル天板人気No.1 | タモの木目が真っすぐに 並んでいるもの | テーブル天板人気No.2 | テーブル天板人気No.3 | テーブル天板人気No.4 | 筆者が選んだ樹種 | 明るい樹種 塗装で黄褐色の温かみが出る | 明るい樹種 木目がハッキリ出る |
| 商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
| 作品例リンク | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る | 作品例を見る |











