Pixel Watchを購入する際に、「身につけるものだし、カバーって必要?」と思う人も多いかと思います。
本記事では、実際にPixel Watch 3を使用した経験を元に、カバーの必要性について解説します。
Pixel Watchは形状が円形で特殊という事もあり、フィルムやカバー選びも適当に選ぶと失敗します。
実際に失敗した体験談を元に、Pixel Watchのカバーの必要性や、オススメの保護方法について解説していきます。

失敗を重ね、保護フィルム系の商品を約4000円買う羽目になってしまいました。
Pixel Watchに保護フィルムは必要か?
早速結論ですが、Pixel Watchに保護フィルムは必要と考えています。
Pixel Watchの画面は「ゴリラガラス5」というガラスが使用されています。
1.6mの高さからコンクリートなどの粗い地面落下させて割れているかテストした際に、そのうち80%は破損が無い
というテスト結果があるガラスです。
しかし、砂などの硬いものがこすれると傷がつく可能性があるなど、落下耐性はあるものの、傷に対する耐性があまりないとのこと。
それに加え、Pixel Watchは湾曲したエッジのデザイン。
その部分は衝撃を分散しづらく、割れやすいため、保護フィルムは必要かなと思います。
スマートウォッチは実はスマホよりも傷つく場面が多い
実際にPixel Watchを使って感じたのは「スマホより傷つく可能性が高い」という点。
スマホは落とさない限り傷つくような場面はないですが、Pixel Watchは日常生活で傷つくような場面が多くあります。
ドアの開け閉めの際に当たったり、机の下から上に手を出そうとして当たったり。

角度的に、毎回湾曲部分が当たっている気がします。
腕についているので、勢いよくあたるので怖い。
また、小さくて握れる面積も少ないので、充電のタイミングで落としそうになる場面も結構あります。
これらの理由から、保護フィルムはあった方が安心かなと思います。
Pixel Watchのおすすめ保護フィルムは?【カバーがおすすめ】
PixelWatchを保護する方法はいくつかあって
- ガラスフィルム
- (ガラス素材ではない)フィルム
- 保護カバー
などがありますが、一番のおすすめは保護カバーになります。

全て試しましたが、保護カバー以外は失敗しました。
保護カバーというのは、例えば以下のような商品です。

失敗談も含めつつ、購入品を紹介していきます。
Pixel Watchにおすすめなのは保護カバー

今回、透明な素材の物を購入したのですが、そこまで安っぽさは出ませんでした。
タッチの反応もカバーなしの場合と遜色なく、全く気になりません。
カバー上面がガラスなので、ガラスフィルムの時(というかカバーなし状態)と手触りは変わりません。
リューズ部分がちょっと回しにくくなってしまいますが、慣れれば問題ないかと思います。
リューズを押す動作に関しては特に問題はなさそうです。
保護カバーを選ぶ際には、「気づいたらすっぽ抜けてた」系のレビューが少ないものにしましょう。
実際に使ってみた商品だと、かなりガッチリホールドしているので全く問題はなさそうでした。(個体差はあるかも)

また、高いけど以下の商品も良いのではと感じました。

形状的に、絶対すっぽ抜けるようなことはなさそうです。
上記商品はディスプレイ面を保護しないのですが、正直ディスプレイに対して垂直にモノが当たることはないので、サイドだけでも良い気はしています。
次点のおすすめは塗るガラス
こちらの方法は試してないのですが、他の方法よりはメリットが大きいかなと感じたので紹介します。
「保護カバーで見た目が損なわれるのは絶対に嫌!」という人向けです。
塗るガラスという商品があり、塗って乾かしておくことで表面に強固な膜ができるというイメージ。

Pixel Watchは円形でフィルム貼り付け難易度が高すぎるため、こういった商品だと失敗がなくてオススメです。
しかし、デメリットも結構多く
- 数か月で効果が落ちるため、効果が落ちてきたら塗り直しが必要になる
- 「ガラス面が強固になる」だけで、「塗ったガラス膜の部分だけ割れる」みたいなわけではない(割れるときは本体ごと割れる)
※ガラスフィルムはガラスフィルムだけが割れることが多い - 剥がして元の状態にできないので、下取りや修理不可の場合も?
となっており、効果が切れかけたときに本体が割れそうだなと思いやめました。
▼17秒〜ガラスコーティングした液晶を割る検証をしている動画
Pixel Watchはガラスフィルムの貼り付け難易度が高すぎる
一方で、真っ先に試したのはガラスフィルム。

スマホ画面は毎回ガラスフィルムを使っているということもあり、そのメリットは経験済み。
- 割れてもガラスフィルムだけが割れることがほとんど
- 透明率が高く、元の画面とほぼ変わらない
- 触った時の感触も元の画面と変わらない
しかし、PixelWatchは円形。
1発で中央にぴったりと貼るのは困難を極めます。
また、ガラスフィルムは厚みが多少あるため、横から見ると浮いています。

Pixel Watchが何かにぶつかるとき、大抵横側がぶつかることもあり、衝撃でガラスフィルムが多少はがれることも。
綺麗に貼りなおすことは不可能という事もあり、気泡が入る入る。
結局、貼り付け当初から気泡?粘着跡?が見える状態になってしまい、以下のような状態になってしまいました。

ということで、あまりおすすめできません。

決して不器用ではないはず。スマホとは難易度があまりにも違いすぎる。
Pixel Watchは通常のフィルムも難易度が高い
同じく、通常のフィルムも難易度が高いです。
それを考えて、「水貼り」というものを試してみました。
- まず専用キットの水を振りかける
- フィルムを被せると、水で浮いているため、ある程度微調整が可能
- 水をハケで押し出して綺麗に貼る。ゴミやほこりも水と一緒に出るため綺麗
というもの。


水貼りをする際は、WET貼り付けキットが別途必要です。
結果、商品選択が悪かっただけかもしれませんが以下のように。
- 周囲が自然にはがれてくる
- 水貼りなら微調整ができるという謳い文句だが、粘着して全く調整できない
- フィルム商品なので、ガラスフィルムに見た目・手触りが劣る
綺麗に1発で貼ったにも関わらず、周囲が自然にはがれる結果に。
完全に失敗でした。これならガラスフィルムで多少気泡が入る方がマシ。

Pixel Watchは保護フィルム関係で失敗しやすい!慎重に選ぼう
保護フィルムに関して2回連続で失敗してしまい、保護フィルム難民となってしまいました。
結局保護フィルムだけに4000円近くかけることになってしまいましたが、その経験を元に「カバータイプ」を強くおすすめします。
多くの方は「貼り方が悪かっただけでは?」「不器用なのでは?」「私ならうまく貼れる」と思うかもしれません。
しかし、湾曲していて円形の形状となっているPixel Watchにフィルムを貼るのは器用な人でも困難を極めます。
保護フィルム系は気泡やゴミが入った瞬間アウトで、二度とやり直しができないのでリスキーかなと感じます。
やるとしても、ガラスフィルムを1回試しに600円ほどで留めておくのがいいかなと感じます。

