Amazonで格安で売られているミニPC。
手のひらサイズで小さく、「技術の進歩はすげぇなぁ」と感じます。
しかし、当然安いのには理由があり、その分デメリットも多いわけです。
今回は、実際にミニPCを半年以上使用している私が、ミニPCのメリット・デメリットについてまとめていきます。
- 「拡張性の低さ」「メーカー自体が危険」「排熱」辺りがデメリット
- デメリットを許容できる使い方をするならアリ
- 私の用途では、現状「大満足」している
ミニPCを購入する際にかなり念入りに調べたので、今買うならこの中から選ぶかなというミニPCも最後に紹介していきます。
ミニPCのメリット
まずはミニPCのメリットから見ていきます。
ミニPCは省スペース
最大の特徴がサイズ。
商品画像を見れば分かるように、手のひらサイズです。
↓私が実際に購入したミニPC

デスクのどこに設置しても邪魔になりませんし、モノによってはVESAマウントで固定することもできます。
そうすると配線もディスプレイ裏に隠れるので見た目もスッキリしますし、デスク上を綺麗に見せることも可能です。

そのサイズ感から持ち運びも可能ですが、いちいち接続が面倒で不便なので、持ち運びを考えるならノートPCの方がオススメです。
ミニPCの外部接続は豊富であまり困らない
ミニPCは意外と接続端子が多いものが豊富で、ポートを増やさなくても使用できます。
私の所持しているミニPCは以下の通り。


有線LANケーブル接続口が2口ありますが、NAS目的(記憶装置目的)で使う人が多いからですね。
当然、Wi-FiもBluetoothも使えます。
また、私の所持しているミニPCを含め、一部のミニPCは
- 付属アダプタでなくても給電可能(高出力な充電器は必要)
- Type-Cケーブルで給電およびディスプレイ出力も可能
となっており、省スペース化にも拍車がかかります。
以下の画像は、30Wの充電器→モバイルモニター→ミニPCという構成で動かしています。

ここにマウスとキーボードがあれば運用できるので、結構優秀です。
ミニPCはコスパが高い
ミニPCはAmazonでセールをやっているものも多く、私が購入したミニPCだと2万円ちょっとで購入できました。
それだけ安いにも関わらず、性能も高めな商品が多いです。
数年前に購入したPCの方が高いのに、ミニPCの方が性能が上…みたいなことも起きるのではないかなと思います。

数年前に買ったノートPCよりも値段の安いミニPCの方が性能良くて困惑しました。

ミニPCのデメリット
ここまで見ると、「ミニPCええやん」となるわけですが、もちろんデメリットもあります。
ミニPCはメーカーによっては危険性がある
ミニPCは中華系のメーカーが多くあり、危険なメーカーも存在します。
- マルウェアやバックドアが仕込まれている
- 不正なライセンスのWindows11が入っている
上記のようなメーカーも中には存在するので、ミニPCを購入するならまずはメーカー選びをすべきかなと思います。
また、中華系のメーカーのミニPCは、サポートは受けられないと思っていいのかなと思います。
お問い合わせ窓口はあるものの、返事が遅いなどのデメリットもあります。
「何か分からないことがあれば、まずはネットで調べる」という人であれば問題ないかなと。
ミニPCは拡張性が低い
自作PCだと、容量が足りなくなったらSSDを追加したり、スペックを上げたいなと思ったらパーツを交換して安上がりで対応できます。
一方、ミニPCはカスタマイズ性が低く、交換できたとしてもSSD(ストレージ)くらいでしょう。

ストレージは外部ストレージを利用することで対処可能ではありますが、スペック自体が足りなくなってきたら本体ごと買い替える必要があります。
排熱に難があり、高負荷な作業は不向き
ミニPCは小さい筐体に詰め込んでいる構造上、排熱に難がある商品が多いです。
温度が70度近くになるミニPCも中にはあり、そのようなミニPCで作業すると寿命が短くなることが考えられます。
そのため、温度上昇に繋がる高負荷な作業をする予定のある人は、「何度まで上がるか」というのを調べたうえで購入するのがいいでしょう。

温度上昇しやすいPCは、その分ファンもうるさいというデメリットがある場合も。
デメリットとしてよく挙げられていることもあり、排熱に関しては改善されている商品も最近は多いです。
私が購入しているミニPCは、40度程度が最高で、ファンの音は耳を10cmくらいの距離まで近づけないと聞こえません。
周辺機器が必須

ミニPCはデスクトップPCと同様に、周辺機器が必須です。
- マウス
- キーボード
- モニター
- イヤホン or スピーカー
- 接続用のケーブル類(多分モニター購入時についてくる)
全て1から揃えるとなると、ノートパソコンの方が安上がりになるかもしれません。
ミニPCはどんな人に向いている?
ここまでを総合して、ミニPC、デスクトップPC、ノートPCの強みと弱みを表にしました。
ミニPC | デスクトップPC | ノートPC | |
---|---|---|---|
ブラウジング用途 | |||
動画視聴用途 | |||
ブログ編集用途 | |||
動画編集用途 | |||
ゲーミング用途 | |||
プログラミング用途 | |||
値段の安さ | |||
携帯性 | |||
静音性 | |||
サイズ感 |
こう見るとノートPCが結構強いのですが、値段には勝てないんですよね。
周辺機器が必須といっても、マウスは既に持っている人も多いでしょうし、買い足すべきはキーボードとモニターくらい。
2万円程度あればこの2つは揃うはずですし、ミニPCを選択したとしてもノートPCより安くなる場合も多いのではないかなと思います。
そのため、基本的にミニPCは軽作業しかしない人にとってはかなりオススメになります。
実際に使ってみてもサクサク動きますし、値段以上の働きを見せてくれます。
「今のPC、古くてちょっと重いんだよなぁ。でもお金がなぁ」という人にも、作業内容次第では良いかと。
ミニPCを買うならこれ!スペック別のオススメを紹介
ミニPCを買うとしたら、どのミニPCを選択するのがオススメかを紹介していきます。
一番重視すべきはメーカー
デメリットでも書いた通り、聞いたこともないメーカーがミニPCを出していることが多いです。
そこで失敗すると完全に無駄になってしまうので、一番重視すべきはメーカーではないかなと思います。
ミニPCのメーカーですが、MINISFORUM、CHUWI、GMKTec辺りがおすすめ。
MINISFORUMはビックカメラなどにも置かれているメーカーなので信頼性は高いです。
CHUWIは日本法人があり、お問い合わせ先も存在します。
また、日本向けに進出してから長い(2018年~)と、安心できるメーカーかなと感じました。
GMKTecも技適マークやPSEマークが確認されていて、致命的な書き込みも見当たりません。
軽作業で使うならこのミニPCがおすすめ
一般的な事務作業やネットサーフィン、動画の視聴程度なら私の購入したCHUWIのLarkBoxで問題なく動きます。

他の商品を購入するとしても、メモリが16GB以上あるものだとサクサク動くでしょう。

メモリは、作業者の机の広さに例えられます。8GBだとちょっと心もとないかもしれません。
ゲームでは一切使わないという人や、動画編集をやるとしてもカット程度の人にだけオススメできます。
詳しいレビュー記事もあるので、是非参考にしてください。
中程度の負荷で使うならこのミニPCがおすすめ
ゲームや動画編集にも手を出したいという方はスペックを上げましょう。
以下の商品なら、ゲームも動画編集もこなせる商品になっています。

あまり心配しなくてもゲームの設定を変更すれば大半のゲームはプレイできるかなと。
ただ、ゲームを4K画質でスペックの要求されるゲームをしたいというのであれば話は別になってくるかなと感じます。

ゲームそれぞれに推奨スペックがあるので、それを見つつ判断してください。
ゲーミングや動画編集などでガンガン使いたい
メインの用途がゲームや動画編集というのであれば、ミニPCはあまりオススメしません。
スペックが高くても熱を持つことは確実で、デスクトップPCと比べて排熱に問題があるミニPCは不向きです。
また、これから先徐々に要求スペックも上がっていくだろうという事を考えると、パーツの入れ替えで安くスペックを上げられるデスクトップPCの方がオススメです。
置き場所がないなど、特殊事情がある方はミニPCでも良いと思いますが、長期目線だと値段的には不利なのかなと感じます。
ミニPCは条件さえ当てはまればかなりアリな商品
ということで、ミニPCのメリット・デメリットについて紹介しつつ、どんな人にミニPCが向いているのかを紹介しました。
軽作業をしたいという人にはかなりオススメできるPCなのかなと考えています。
一方で、「サポートが不安」「メーカーを選ぶべき」という観点もあり、右も左も分からない初心者が選ぶべきものではないのかなと。
値段の安さと性能の高さは評価されているPCなので、条件に当てはまる方はかなり満足できる人が多いのではないかなと思います!
