最近は季節の変わり目で急激な温度変化が起きるようになってきました。
そんな時に、温度計があれば体調管理がしやすいです。
また、エアコン・暖房をつけるべきかどうか?の判断がしやすくなり、節約にも繋がります。
SwitchBotの温湿度計プラスなら、見た目もシンプルで精度も高く、普段使いにもバッチリ。
それでいて、SwitchBot製品と組み合わせてオートメーション化に役立てることもできます。
今回の記事では、SwitchBot温湿度計プラスおよび防水温度計を持っている私が使用感や活用アイデアを紹介していきます!
SwitchBot温湿度計プラスの特徴・外観
画面はシンプルで、温度と湿度が見やすく表示されています。
スタンドも付属していて、2段階の傾きで置くことが可能です。
付属のマグネットシールを貼れば、冷蔵庫などにも貼ることができます。
電池は単四電池2本で、1年間使用できます。
液晶の右上に電池残量の表示もあるので交換時期も分かりやすいです。
SwitchBot温湿度計のモデル別の違い
SwitchBot温湿度計は3種類モデルがあるので、それぞれの違いを紹介します。
温湿度計プラス | 防水温湿度計 | 温湿度計(旧モデル) | |
---|---|---|---|
価格 2024年7月時点 | 2,780円 | 1,980円 | 1,980円 |
精度 | 温度精度:±0.2℃ 湿度精度:±2% | 温度精度:±0.2°C 湿度精度:±1.8% | 温度精度:±0.2℃ 湿度精度:±2% |
置き方 | 2段階のスタンド マグネット 置き式、壁掛け 吊り穴付き | 1段階のスタンド マグネット 置き式、壁掛け | ストラップ マグネット 置き式 |
ディスプレイ | |||
快適度の表示 | |||
大きさ(mm) | 79×65×22 | 66×28×20 | 55×55×24 |
アプリでの表示内容 | 温度、湿度、絶対湿度、 露点温度、飽和水蒸気圧 | 温度、湿度、絶対湿度、 露点温度、飽和水蒸気圧 | 温度、湿度、絶対湿度、 露点温度、飽和水蒸気圧 |
データ記録 保存期間 | |||
防水・防塵 |
ざっくりと言えば、以下の通り。
- 従来モデルより、プラスの方がディスプレイが見やすく、置き方も複数あって便利
- 室内で温度を確認したい場合は、温湿度計プラス
- 室外の温湿度を確認したい場合は、防水温湿度計
- ペットのゲージ内などの温湿度を確認したい場合は、防水温湿度計
我が家でのSwitchBot温湿度計の活用方法とアイデア
温湿度計は他にも数多くあれど、SwitchBot製品を使うことで色々な使い道が広がります。
とはいっても、それを実現させるために他製品との組み合わせも必要だったりして、なかなか難しいもの。
ということで、実際に我が家での活用方法と、使い方のアイデアも併せて紹介しておきます。
室内気温と外気温を両方計測
我が家では、防水温度計も購入して、外に付属のストラップで掛けています。
これが便利なのが、エアコンをつけ始める時期と消し始める時期。
夜間はエアコンを使わずに換気したほうが涼しいみたいな日が増え始めると、その判断に一役買ってくれます。
大体外気温の方が2℃低かったら換気したほうが涼しいです。
エアコンはこまめに消す主義じゃないけど、長時間使わなくていいなら消す!みたいな考えの人にはオススメ。
家の中でアプリから気温を見るだけなので、それぞれを単体で買うだけでOKです。
温度変化によりエアコンのスイッチ切り替え
一定温度を下回ったらエアコンを消して、一定温度を上回ったらエアコンをつける…といった制御も可能です。
こちらはエアコンの制御をするための別商品が必要です。
SwitchBot ハブ2という商品なのですが、ハブ2であれば温湿度センサーもついているので、温湿度計は不要になります。
特に、寝るときにエアコンをつけると寒くて、消すと暑い…みたいな時に使えますね。
留守中の温度を把握
ハブとセット(SwitchBot ハブ2なら単体でOK)で使えば、外出中でも温度の確認が可能です。
ハブがない場合は、Bluetooth接続範囲内でしか温度の確認はできません。
家にペットがいる方は、留守中の部屋の温度変化が分かるので安心です。
アラートも設定できるので、異常が発生したときにはスマホへの通知も送れます。
インフルエンザ対策にも
ディスプレイ表示はできませんが、アプリから絶対湿度の確認も可能です。
インフルエンザウイルスは
- 〜7g/㎥ :より流行しやすい
- 7〜11g/㎥:流行しやすい
- 11〜g/㎥ :流行しにくい
となっており、単純に湿度だけでは上記を判断できません。
単体で絶対湿度の確認も可能なので、冬場のインフルエンザ対策にも有効です。
他商品と組み合わせれば、絶対湿度を一定に保つことも可能です。
もしくは
が必要となりますが、確実に快適な環境にできるので冬場の受験生などにもってこいですね。
SwitchBot温湿度計プラスのメリット
続いて、温湿度計プラスを使ってみて分かったメリットを紹介していきます。
単純に温湿度計として使い勝手が良い
単純に、温湿度計として使うだけでも使い勝手が良いです。
なんなら、スマホアプリの活用無しでも十分に使えるくらい。
もちろん他にも安い温湿度計はありますが、機能の拡張性や精度を考えたら差額は余裕で払えるレベル。
湿度も同時に表示されるので、冷房か?除湿か?を判断するのにも大活躍です。
温度に小数点表示があるのも素晴らしい部分で、意外と0.5℃の差は体感で違いが分かるので重要だなと感じています。
ハブが無くてもSwitchBot温湿度計プラスは使える
温湿度計としての使い勝手が抜群なので、ハブが無くても使い物になります。
ハブがないと正直使い物にならない…という商品もSwitchBotにはあるのですが、温湿度計の場合は大丈夫。
たしかに温度によってエアコン操作とか、加湿器操作とかはできませんが、手動でも全然いいよーという人は全く困りません。
ハブがないとどうなるのか?については以下の記事でも詳しく解説しております。
モニタリングもできるので、計測にも便利
過去の温湿度のモニタリング・CSVとしてのエクスポートも可能です。
室内で使う人はあまりいないと思いますが、防水温湿度計を外で使用する場合には結構役立ちます。
最近は10時から暑くなり始めて、大体20時には涼しくなってくるんだなーとかが正確に把握できるので1つの指標になります。
ニュースでも気温は出てきますが、やはり正確性が違いますし、建物によっても全然違います。
SwitchBot温湿度計プラスのデメリット
最後に、デメリットを紹介します。
夜間はディスプレイが見えない
バックライトがないため夜間は温度が見えません。
といっても、アプリから見ればいいですし、その分電池は長持ちします。
夜はむしろ真っ暗な方がありがたい派なのでむしろメリットに感じていますが、デメリットとなる人も多いかもしれません。
結局スマホアプリから見ればいいだけの話ですけどね。
急激な変化は正確に測定しにくい
あまり該当者はいないと思いますが、急激な温度変化は正確に測定しにくいなと感じました。
実際に冷蔵庫に入れてみたのですが、グラフは以下のように1時間ほどかけて正確な値に近づいていきます。(ディスプレイの表示もグラフ通り)
例えるなら、体温計みたいに徐々に正確な温度に近づいていく感じ。
「安定するのが遅いだけ」なので、最初の数分で一気に変動はするのですが、正確な値に近づくのが遅いです。
ここは通常使用では全く気にならない部分です。
ハブがない場合、過去のデータチェックに時間がかかる
ハブがある場合だと、ハブがインターネットに接続していて、温度計ともやり取りをして過去のデータを取得してくれています。
しかし、ハブがない場合だと、Bluetooth接続にて毎回取得する必要があります。
1ヵ月経って機能のデータを見ようと思ったら、1ヵ月分すべてのデータを取得する必要があり、地味に時間がかかります。
過去のデータを見ようと思った場合のみなので、「今の温度をアプリで見る」場合は一瞬なのでご安心を。
快適な生活を送りたいならSwitchBot製品の温湿度計がオススメ
ということで、SwitchBotの温湿度計は多機能で拡張性もあるので、単純に温湿度計が欲しいという人にとってもオススメ。
室内用なら温湿度計プラスで、室外用なら防水温湿度計が最適かなと。
我が家では連携らしい連携は長らく行っていませんでしたが、それでもSwitchBot製品の中で一番と言っていいほどの使用頻度です。
現在は夏場はハブ・温湿度計プラス・プラグミニ・市販のサーキュレーターを組み合わせて温度によりサーキュレーターのスイッチをON/OFFしています。
とりあえず温湿度計を探している…という人にも便利なアイテムだと思いますので、ぜひ!