- 家電の消し忘れを防止したい
- 家電のON/OFFを外出時でも、音声でもしたい
- 家電の消費電力を把握したい
こんなニーズに答えてくれるのがSwitchBotのスマートプラグミニ。
電気代高騰で気になるのが待機電力問題で、夜に一切使わない家電は電源を遮断して少しでも省エネに繋げたいと思う人も多いかと思います。
私の場合、単純に待機電力がどれくらいかモニタリングしたいのと、サーキュレーターを音声操作したいと思い購入しました。
実際に使用した上で、メリット・デメリットや活用方法をレビューしていきます。
SwitchBotプラグミニの特徴・外観
サイズ | 70 x 39 x 39 mm |
重さ | 70g(電池含む) |
プラグ形状 | 極性プラグ |
感電防止機能 | あり |
接続方法 | Wi-Fi(2,4GHz) |
容量 | 1500Wまで |
同梱物は、本体と説明書だけ。
コンセントにつけると意外とサイズは大きめ。
ホコリ防止シャッターがあり、火災や感電防止対策もバッチリ。
正面右下にLEDランプがあり、通電時には白色に光ります。
設定で光を常にOFFにもできるので、夜まぶしい人も安心。
電源ボタンは側面についており、一応手動でも動作可能。
「コンセントの大元」を制御するスマートホーム製品なので、初心者にもとっつきやすいのが特徴です。
SwitchBotプラグミニの設定方法
ザックリいうと、アプリをインストールしてデバイスを追加するだけ。
途中からアプリの指示に従うだけなので簡単です。
まずはSwitchBotアプリをインストールし、アカウントを作成します。
SwitchBotアプリから「プラグミニ」を選択して追加します。
BluetoothONなら上側に出てきますが、ない場合は一覧から選んで「プラグミニ(JP)」をタップ
アプリを読んで指示に従います。
SwitchBotプラグミニを自宅のWi-Fiに接続します。
2.4GHzのネットワークのみにしか接続できないので注意です。
名称は音声で操作する際の名前になりますし、アプリ上で表示される名前になります。(後程変更可能)
これで完了です。
SwitchBot公式アプリのホーム画面にて、追加されます。
SwitchBotプラグミニのメリット
実際に使ってみて、メリットが多くあったので1つずつ紹介していきます。
SwitchBotプラグミニはハブ無しでも使える
SwitchBotプラグミニは、Wi-Fi接続モジュールが内蔵されているので基本的にハブ無しでも使うことができます。
ハブが意外と高くて、スマートホーム化に躊躇している人も多いと思うのですが、この製品は単品だけ買ってOK
自宅にWi-Fi環境があれば、外出先からでもON/OFFできますし、アレクサなどと連携して音声にて制御可能です。
外出時に操作してみましたが、問題なく制御できました。
ハブがないと外出先からの動作不可というサイトをいくつか見かけましたが、問題なくできます。(そもそもハブと繋ぐ設定項目がない)
ハブの役割って一体何?と思った方は、以下の記事を参考にしてください。
SwitchBotプラグミニは操作方法も多岐に渡る
操作方法は沢山あって
- リモートボタンから
- スケジュール設定で
- 外出先からアプリで(ネットへの接続必須)
- ネットワークに繋がなくてもアプリからBluetooth経由で(Bluetooth接続圏内の必要アリ)
- アレクサなどと連携して音声で
などなど、操作方法は多岐に渡ります。
リモートボタンは以下の製品で、これを使えばアプリを開かなくても物理スイッチで制御できます。(ON/OFFの割り当てが可能)
また、スケジュール設定は主に夜間の節電に使えます。
完全自動化ができますので、「夜間のスマホの充電の過充電防止」「夜間は待機電力をカット」などなど、色々な使い道があります。
また、〇時間後にOFFにするというようなスケジュール管理もあるので、タイマー設定のできない家電にも活用できます。
SwitchBotプラグミニは消費電力の確認ができる
アプリから消費電力のモニタリングが可能です。
色々な記事で待機電力はテレビが高い!とかは聞きますが、実際にどれくらいのモノなのか気になるところ。
それを明確に把握できるので、節電意識が芽生えます。
現在の使用電力量などが見えるほか、デイリーで何kWh消費したかをグラフで閲覧できます。
我が家はデスク周りも延長コードに様々な機器を取り付けているので、夜間使わないのに勿体ないなぁと思っていました。
スケジュール設定で待機電力問題に終止符を打てるので、気になる所に設置するのもアリだと思います。
ハブを活用して連携も可能
SwitchBotハブがあれば、他のSwitchBot製品との連携も可能です。
2商品以上を連携する場合にハブが必要です。
SwitchBotプラグミニに必要というより、連携させたいもう1つの製品に必要というイメージ!
例えば、寝る前に電気(SwitchBot製品の電球など)を消したら間接照明に接続しているプラグミニは通電するというようなイメージです。
他にも、消費電力が一定以上/一定以下でトリガーすることも可能です。
「テレビをつけたら消費電力が〇Wを超えるので、その場合に間接照明を付ける」みたいなことができます。
消費電力が〇Wを超えたらスマホに通知するくらいなら単品でも可能です。
ハブ無しでも十分使えますが、こういった活用方法もあるのでアイデア次第で色々便利な自動操作ができそうです。
SwitchBotプラグミニのデメリット
逆にデメリットもあるので、紹介していきます。
N極プラグによる弊害が大きい
N極プラグとは、片方が大きいプラグ。
家庭のコンセントは極性プラグに対応しており、よく見るとコンセントの左側が長く、右側が短いです。
これにより、SwitchBotプラグミニの上下を反転させることができません。
また、プラグが若干上側についているため、下方向に幅を取ります。
そのため、基本コンセントの下側に設置することになるかと思います。
これだけではなく、延長コードに差し込む場合に、延長コードが極性プラグに対応していない場合差し込めないという弊害があります。
大抵の延長コードは極性プラグに対応していないので、以下のような極性のある短い延長コードを使うことになりますが面倒ですね。
SwitchBotプラグミニで操作できる家電は限定される
合計1500Wまでなので、電気ストーブなどには使えません。
また、通電した瞬間に動作する機器でないと効果を発揮しません。
我が家はコンセントを刺したら動くタイプのサーキュレーターで使用しています。
一応エアコンに使用している人もいるようですが、これは消費電力のモニタリングに使う程度ですね。
消し忘れ防止のために、夜間はOFFにするとかなら多くの家電で使えるとは思います。
このデメリットはアイデア次第でもあると思います。
SwitchBotプラグミニはスマートホーム初心者におすすめの一品
SwitchBotプラグミニは単品でも十分に使える製品だと感じました。
ハブ無しでも使えて、操作方法やアイデアも多岐に渡るので、幅広いニーズに合わせて使えるかと思います。
単純に消費電力をモニタリングしたくて買ったという面はありますが、夜間の待機電力削減に使えるのでありがたいです。
スマートホーム化としては単品でよく、とっつきやすい商品だと思いますので、スマートホームを始めたいならここから始めるのがいいのではと感じました。