在宅ワークや長時間の運転をしていると、なんだか眠気が出てきます。
その原因の1つがCO2濃度。
SwitchBot CO2センサーがあれば、換気の目安として使えますし、自動的にサーキュレーターを動かして部屋の空気を攪拌することも可能。
特に冬はボーっとしてきます…。
実際にSwitchBot CO2センサーを使ってみたので、特徴や使ってみての感想を紹介していきます!
SwitchBot CO2センサーの外観
- 本体
- 単三電池 × 2(本体に設置済み)
- 電源コード(0.9m)
- 取扱説明書
画面に表示される情報は以下の通り。
3.66インチの大型ディスプレイで、このディスプレイにCO2濃度だけでなく、様々な情報が詰まっています。
温湿度計プラスと比較すると以下の通り。
設置方法は2通りあって、背面の穴で壁に取り付けるか、スタンドを使うかの2通り。
スタンドは、2段階調整が可能です。
一部機能はインターネット接続をする必要があるため、SwitchBotハブ製品が必要となります。
- 外出中に数値を確認できない
- 天気予報機能が使えない
- 市区町村名を指定して温度を表示できない(例:世田谷区の気温を表示できない)
- スマホ通知ができない
- 他製品との連携(CO2濃度が〇〇を越えたら電源ONなど)ができない
ハブなしの状態だと以下のような表示になります。
しかし、ハブなしでも設置場所のCO2濃度と温湿度は分かるので、ハブなしでも問題なく使えます。
また、温湿度のデータソースは他の温湿度計(例えば外に置いた防水温湿度計など)を選択することもできます。
こちらは、CO2センサーと他の温湿度計との距離がBluetooth接続圏内ならハブなしでも選択可能です。
上記画像だと、一番下の「現在地の温湿度を表示」を選択する場合だけハブが必須になります。
SwitchBot CO2センサー | |
---|---|
サイズ | 92×79×25mm |
重量 | 154g(電池含む) |
液晶サイズ | 3.66インチ |
画面表示 | CO2濃度 温湿度 快適指数 天気予報 日時 |
CO2濃度精度 | ±50pmm |
温度精度 | ±0.2℃ |
湿度精度 | ±2%RH |
データ記録 | ローカル:38日間 クラウド:2年間 |
電源 | 単3電池×2本 USB-C |
電池寿命 | 約1年 |
価格 | Amazonで確認 |
SwitchBot CO2センサーの機能
SwitchBot製品はただの温度計ではありません。
スマート家電なので、便利な機能が盛りだくさん。
一つずつ紹介していきます。
高精度センサー搭載
厚生労働省が推奨するNDIR(非分散型赤外線吸収)方式のセンサーを採用しているので信頼性は高いです。
息を吹きかけてもちゃんと反応しますし、外では400ちょっとの結果になるので正しいと言えそうです。
実際に使ってみて、あれ?という場面は特にありません。
もちろん温湿度に関しても過去シリーズの温湿度計と同じ方式なので、信頼性は高いです。
アラート機能【CO2センサーのアラート音も紹介】
空気が悪くなったらアラートをすることができるのですが、アラート方法は以下の3種類。
- 本体からの警告音
- ディスプレイの数値点滅
- スマホへのプッシュ通知(SwitchBotハブ製品が必要)
アラートの設定は以下のようにアプリで細かくカスタマイズできます。
ちなみに、本体からの警告音は以下の通り。(動画です。音が出ます。)
音は小・中・大から選べて、上記は小の状態。
放置でもアラートは止まりますが、本体上側のボタンを押して止めることも可能。
もちろんアラートをしないということも可能です。
我が家は在宅ワークのPCモニターの近くに置いており、集中力を削がれる可能性が高いのでアラート設定はしていません。
USB-C給電 or 電池での給電の2方式
USB-C給電でも動くし、電池での給電でも動きます。
家で使う場合はUSB-C給電で良いですが、車内などで使う場合は電池駆動でも使えるというのが便利。
デスク上をスッキリ見せたいという方にも電池駆動なのはありがたいです。
ただ、電池駆動だとCO2濃度の更新頻度が30分に1回となってしまうので、ここが最大のデメリット。
このデメリットについては後述します。
データの長期保存と分析が可能
過去データをグラフとして閲覧することができます。
SwitchBotハブがない場合は38日、ハブがある場合は2年間のデータ確認が可能です。
CSVとして出力も可能なので、農業関係の企業の方でも使えそうですね。
なお、ハブがない場合は過去データを前回読み込んだ場所から最新データまでを読み込むので、グラフの閲覧までに少々時間がかかるのがデメリットです。
ハブがあれば勝手に処理されていて、すぐ閲覧可能です。
スマートホーム連携機能
SwitchBot ハブは必要ですが、温度や湿度によって家電を自動化することが可能です。
条件として使える数値は以下の通り。
- 温度
- 絶対湿度
- 相対湿度
- 露点温度
- VPD
- 低電力時
- CO2濃度
「1,000ppm以上になったら、SwitchBot プラグミニをONにしてサーキュレーターを動かす」などに使えます。
実行の部分に「スマホ通知」も含まれるので、我が家はCO2濃度が1000ppmを越えたらスマホ通知としています。
SwitchBot CO2センサーを使ってみての感想
SwitchBot CO2センサーを実際に使ってみて感じたことや、購入理由などを紹介します。
色々な場所で実験的にCO2濃度を測れるのがよかった
寝るときのCO2濃度などを、後からグラフで見れるのが良い点でした。
エアコンをかけていたら実は息苦しい中寝ているなんて話も聞くので、実際に確かめられるのが素晴らしい点。
実際に寝室で試したら、500辺りだったのが朝には900後半になってました。
一人で寝ていたので、複数人で寝たらイエローラインに行くはずです。
また、日中仕事をしていると不快なラインの1,000ppmはしょっちゅう超えます。
家の気密性によって数値は全然違ってくるはずですし、実際にやってみないと分からない要素が多いので明確に換気基準が分かるのがよかったです。
換気タイミングが分かって日常で使う場面が多い
在宅ワークでボーっとしたときに、その理由が「CO2」と明確になるのが本当に便利。
やる気出ねぇ…ってなったときに、理由が分かるとなんか嬉しいですし。
日中は結構1,000ppmを越える時があるのですが、一人暮らしの小さい部屋で気密性の高いアパートとかに住んでいるともっとひどいことになったはず。
そういう時に外の空気と比較したら全然違うのですが、家の中にいるとまったく気づけないので本当にありがたい。
数あるCO2センサーの中で精度がよく、かつ安い
一番の購入理由はここ。
Amazonに他にもCO2センサーはあるのですが、1万円を超える価格のものも多いです。
また、他社のCO2センサーはあくまで表示だけというものがほとんどで、様々な方法でアラート通知してくれるSwitchBotは優秀だなと感じました。
CO2濃度と温度と湿度程度なら他社もあるのですが、日時や天気予報があるのはSwitchBotくらいなのかなと。
以前からCO2濃度は気になっていましたが、今回SwitchBotから発売されてデータ的に不足している機能がない!と思いました。
電池式だと更新頻度は30分に1回
電池駆動だと、CO2濃度の更新頻度は30分に1回となってしまいます。
30分に1回だと「CO2濃度の上昇は分かるけど、換気したときにみるみる濃度が低下するのが分からない」というのが難点。
ちょっと換気できればCO2濃度的には問題なしだとしても、空気が綺麗になったのを数値でも感じたいなとは思いました。
また、卓上でケーブルなしでスッキリ使いたいという人にとっても痛手だなと感じます。
一応、上側のボタンを押すことで更新できるのでそれで問題ないという場面もあると思いますが、せめてもう少し選択肢が欲しかったなと感じます。
とはいえ、CO2濃度は思ったよりも緩やかに上がるので、上昇時は30分に1回でも気にならないなと思いました。
我が家は30分で30~40上昇する感じで、結構緩やか。
換気時に急激に数値が下がる時が分かりづらいというだけなので、「この環境では10分換気すればOK」みたいな基準が確立されたらあまり大きなデメリットにはならないかなと思います。
SwitchBot CO2センサーでQOLが上がること間違いなし
CO2センサーは同じ場所で仕事をし続けている人に特におすすめ。
在宅ワークの人や、会社でボーっとすることが多い人なんかにもアリだなと思います。
特に冬場はボーっとすることが多いので、その原因を1つでも潰して仕事効率が上がるならもうけもん。
我が家ではモニターの近くに置いておき、イエローラインになっていたら換気しています。
電池駆動でスッキリした状態で使っていますが、我が家は気密性もそこまでないので更新が遅くても問題なく使えています。
快適な環境で過ごすための指標がオールインワンで詰まっているCO2センサーを生活に取り入れたらQOLが上がること間違いなし!