matter対応製品を買う前に見て。実際に試したら罠だらけだった【実体験】

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matter対応製品を買う前に見て。実際に試したら罠だらけだった【実体験】

Matterとは、どんなメーカーのスマートホーム機器でも、プラットフォームを超えてシームレスな通信を可能にするものです。

Matterがなければ各社のアプリを用意してあげる必要があり、1つのアプリで全デバイスの操作および相互連携は不可能です。

これにより1社だけが強い状況も崩れて、スマートデバイスへ新規参入しやすくなってより良いデバイスが開発されるというメリットもあります。

maipyon
maipyon

maipyon(@maipyon8)です。
Matterに関する解説を聞いて以下のように考えました。

Matter対応製品なら、SwitchBotアプリでTP-Link社のデバイスを動かせるし、相互連携もできるってことだよね。

今回は、「Matterを実際に活用したらどうなったか」について詳しく解説していきます。

これがもう罠だらけで、Matterの扱いに苦戦しました。

私個人の結論としては、「Matterができたからといって、(少なくとも2026年4月時点では)スマートホームメーカーは1社で固めるべき」です。(※Matter製品を買うこと自体は何も問題はありません)

これからスマートホーム化を進めようとしている方が本記事を読むと混乱を招き、本当に最低限必要な商品が分からなくなる可能性が高いので、「これから始めよう」という方は以下の記事をお勧めします。

【初心者向け】スマートホームの始め方!最低限必要なものを活用方法別に紹介 【初心者向け】スマートホームの始め方!最低限必要なものを活用方法別に紹介 これからスマートホーム化を始めたい初心者向けに、おすすめの第一歩を解説します。必要なデバイスが少なくてもできる活用例に絞って解説していますので、安くスマートホーム化できます。

SwitchBotのアプリで他社のMatter対応デバイスを動かせるか検証してみた

SwitchBotアプリとP110M

実際にやってみました。

今回購入したのはTP-LinkのスマートプラグのP110Mになります。Matter対応製品です。

Matter対応製品は、MatterのためのQRコードが製品についています。

MatterのQRコード
黒塗り部分にQRコードがある

こちらをスマホのカメラなどで読み取ると、設定画面に移れます。

アプリの選択画面で、SwitchBotも選べそうです。

Matterの追加方法
SwitchBotを選べる

これでできそうな気配はあるのですが・・・

Matterの設定
接続完了後の場面で詰む

残念ながら権限の問題で先に進めなくなりました。

ここで設定をどんなに変更しても進めませんでした。再接続とかも無駄でした。

Bluetoothの権限は当然渡しているのですが、なぜか権限が足りないと出てきてしまいます。

Matterには「コントローラー」か「ブリッジ」の2つがある【うまくいかなかった理由】

なぜうまくいかなかったのでしょうか。

調べてみると、Matterには「コントローラー」と「ブリッジ」という2つに別れるようです。

MatterコントローラーMatterブリッジ
概要・Matter対応製品を管理できるアプリ
・Matterブリッジに登録されている
デバイスも管理可能
・自社製品しか扱えないアプリ
・Matterコントローラーと連携して
Matter製品と一緒に使える
・非Matter機器をMatterに変換する装置
対応ブランド例Apple
Google
Amazon(Echo)
Aqara
TP-Link
SwitchBot
Nature
Sasame
Philips Hue
などなど…

表に書いたように、SwitchBotもTP-LinkもMatterコントローラーではないため、他社製品はコントロールできないということです。

そんなん知らんて。

maipyon
maipyon

なぜSwitchBotに追加できそうな雰囲気が出ていたのかはさっぱり分かりません。

Google HomeやApple Homeなどに集結させることは可能だが、罠も多い

先ほど表で紹介したように、Matterコントローラー側には管理を集約できます。

例えば、Google Homeに集約して各社のデバイスを1つのアプリから動かすことが可能です。

SwitchBotのハブのMatter連携項目は、「Matterコントローラー側で動かす=SwitchBot外に出す」という感覚に近そうです。

Matter連携したSwitchBotハブにはサブデバイスをいくつか連携でき、そうすることでMatter非対応製品もGoogle Homeなどから操作可能になります。

例えばSwitchBot ボットはMatter非対応製品です。
なのでボットをGoogle HomeからMatter経由で動かすなら、SwitchBotハブのサブデバイスとして登録してあげる必要があるということです。

でもここにも罠があります。

罠1:集結させるのに追加購入アイテムが必要

Matterコントローラー機能を使う場合には、「Matterハブ」なるものが必要になります。

Google Homeを使う場合には、Google Nestが必要で、Apple HomeならHome Pod、AmazonならAmazon Echoが必要です。

▼こういう感じの商品

例えば私はGoogle Nestを持っていないのですが、Google Homeアプリにはデバイスの追加さえできませんでした。

google homeでのデバイス追加

そうなると、最初の結論の「1社で固めたらいいじゃん」ってなるわけです。

1社で固めておけば、Matterなんて気にしなくてもいいですし。

maipyon
maipyon

我が家は商品種類が多く、新商品発売のスピードが速いSwitchBotで固めることにしています。
始め方の記事は以下。

【初心者向け】スマートホームの始め方!最低限必要なものを活用方法別に紹介 【初心者向け】スマートホームの始め方!最低限必要なものを活用方法別に紹介 これからスマートホーム化を始めたい初心者向けに、おすすめの第一歩を解説します。必要なデバイスが少なくてもできる活用例に絞って解説していますので、安くスマートホーム化できます。

罠2:全機能を使えるわけではない

Matterハブも購入し、1つのアプリに統合できたとします。

しかし、一部機能が制限されてしまいます。

Matterは規格によって定められた機能しか使えません。
例えばプラグ系だとON/OFFしかできず、消費電力の確認などはできません。

やはり一番便利なのは各社アプリを使うことです。

1つに統合するメリットより、全機能使えないデメリットの方が大きくて、複数社のデバイスがあるならそれぞれの会社のアプリから操作する方が良いと感じます。

罠3:Matterを使わなくても連携できるケースが多い

works with Alexa

Matterを使わなくても、works with ◯◯によってGoogle HomeやAlexaなどとの連携は可能です。

その証拠に、SwitchBotのボットはmatter非対応製品ですが、Alexaアプリから操作可能です。

AlexaアプリからSwitchBot ボットを操作

Matter対応してて、かつworks with ◯◯に非対応な製品は正直あまり見かけません。

ってことは、works with ◯◯で連携すれば良くない?って話になるわけで。

そもそも他社製品同士でもWorks with ◯◯で連携はできることも

Matter関係なく、Works with Alexaとかの機能を使えば1アプリから操作できますし、他社製品同士でも連携できそうでした。

Alexaアプリでの定型アクション

上記は、SwitchBot人感センサーが検知したらTP-LinkのP110MとSwitchBotプラグをどちらもオンにするというもの。

maipyon
maipyon

Matterではなく、works with alexa同士の連携です。

実際にやってみましたが、ちゃんと順番にONになりました。

おそらく商品によっては自由度が効かないのですが、こういった簡単なON/OFF程度であれば他社同士でもスマートホームの連携のきっかけにできそうです。

Matterとして追加するメリットは?

あれ、works with Alexaとかで他社同士の連携ができるなら、Matterのメリットは何?と感じたかと思います。

もちろんworks with Alexa非対応製品でもMatterを使えば連携できるというメリットはありますが、そんなケースはごく僅かなはず。

難しくなってきましたが、例えばAlexaとの連携は

Alexaとの連携方法
  • works with Alexa
  • Matter経由での連携(QRコード読み取りなどで連携)

の2種類あります。

実際に2通りのやり方で連携したら以下のような違いが出ました。

接続方法による表記の違い
接続方法による表記の違い

ただ、設定画面以外ではアプリ上ではなんの違いもなく、同じ見た目になります。

この接続方法の違いによる大きな差は通信の経路。

スマートデバイスの通信経路の違い
遅延が大きいとか書いてるけど数秒くらい

MatterはAmazonクラウドやメーカーのクラウドを介さないために、そこの二つで障害が発生しても問題ないというメリットもあります。

maipyon
maipyon

でもSwitchBot ハブ2にはクラウドが障害時でも動かせるような機能がついているのでMatter唯一無二のメリットではないという・・・。

スピードに関しても違いが出てくるのですが、works with alexaを使っても遅いと思ったことはありません。

そのため、一般ユーザーにとって体感できるメリットはほぼありません。

人感センサー + 照明とかならスピード命なのですが、別にMatterを使わずに、SwitchBotのローカル連携をするのが一番速いかなと。

ローカル連携のやり方やスピードの差は以下の記事で解説中です。

SwitchBotスマート電球をレビュー!人感センサーと合わせて自動化してみた SwitchBotスマート電球をレビュー!人感センサーと合わせて自動化してみた SwitchBotのスマート電球と人感センサーを用いて連携させる方法を紹介します。トイレの電球の自動化をしましたが、かなり楽。スピードが遅いという意見もありますが、ローカル連携をすれば解決です。

【結論】現時点ではスマートホームのメーカーは統一した方がいい

SwithBot製品

長くなりましたが、あまりにも罠が多すぎるのでMatter機能は「あればいつか便利になるかも」という考えで、購買判断のメインとして持ってくる必要はないのかなと思いました。

maipyon
maipyon

状況が段々と変わってくるとは思うのですが、2026年ですでにMatter発表から3年以上経過していますからね。

この製品めっちゃいいけどMatter非対応かあ・・・みたいな理由で諦めなくても良いのではないかと感じました。

もちろんMatterが便利なのは分かりますが、一般ユーザーがそのメリットを享受できる場面は現時点ではほぼないのかなと。

ならどこのスマートホームメーカーで統一すべきなの?という話になりますが、個人的にはSwitchBotがいいかなと思います。

圧倒的な商品数で、新商品の追加されるスピード感も群を抜いているためです。

私も一番最初はNatureを使っていましたが、SwitchBotに乗り換える経緯がありました。

商品によっては他社より高く感じるのですが、一番しんどいのは全買い替えですからね。

また、すでに持っている商品を無駄にしたくないからこその徹底的な調査もしんどいと思います。

Matterで連携できるはず!と思っても、これだけ罠があるのですから。

しかも、実際にMatter連携しているような記事は全然ない。おそらく実際に買ってみないと分からないことがどんな商品にもあるはず。

すでに何度も紹介済みですが、SwitchBotでこれからスマートホームを始めようという方向けの記事がありますので、ここから始めていただければと思います。

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