ハーマンミラー Flo Monitor Arm レビュー|世界一美しいモニターアームでこだわりを爆発させろ

本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれている場合があります。

ハーマンミラー Flo Monitor Arm レビュー|世界一美しいモニターアームでこだわりを爆発させろ

モニターに関する細かい悩みを解消できるのがモニターアーム。

見た目的にもスッキリするので買いたいなと思っていたのですが、

  • 支柱や付け根の部分がゴツイ
  • ケーブルをアームに収納できないものもある
  • 可動域の問題

などなど、細かい問題にぶち当たっていました。

その中で、選定基準を全てクリアしたのが世界一美しいモニターアームとも言われるハーマンミラーのFlo Monitor Arm。

flo monitor armはケーブルマネジメントも楽

洗練されたデザイン性と機能で、デスク環境はオシャレになり、高級感もあって大満足。

今回の記事では、Flo Monitor Armにしかない特徴や実際に使ってみた感想などをレビューしていきます。

ハーマンミラー Flo Monitor Armの特徴と外観

flo monitor armの同梱品
同梱品
  • アーム本体
  • クランプ部分
  • VESAマウントアダプタ
  • VESAマウント用ネジ
  • 説明書(設置方法など)
  • 説明書(クランプ部分の設置方法など)
  • 六角レンチ×2

一番の特徴は見た目。

土台部分が円形でコンパクトで、「見えてもオシャレ」なのが特徴。

クランプ部分はこんな感じ。

flo monitor armのクランプ部分

モニターとの接続部分はこのようになっていて、これもまたオシャレ。

flo monitor armとモニターの接続部分

Dリングというパーツで、素材がむき出しになるのがかっこいい。

ケーブルも収納できる仕組みになっていて、この点もポイント。

flo monitor armのケーブル収納部分

設置したらこんな感じ。

flo monitor arm設置後

細めのアームでも、重めのモニターをしっかり支えられていて、それでいてこの佇まい。

高いだけのことはありますよ。

Flo Monitor Armの取り付け

取り付けは説明書を見ながら行えば簡単にできますが、せっかくなので紹介。

スプリットクランプの位置を天板の厚みに合わせて調整し、同梱のレンチを使用して天板に固定
flo monitor armのクランプ固定
クランプ幅は10~65 mm
上からモニターアームを差し込む
flo monitor armを差し込む
結構固めです
モニター側にVESAマウントアダプタを取り付け
モニター側にVESAマウントアダプタを取り付け

モニター側に既にネジがあったのでそれを使いましたが、同梱もされています。

VESA100 or VESA75の規格に対応しているので、大抵のモニターなら設置できます。

モニターアームにモニターを差し込んでセット

以下のように、上からカチッというまでスライドさせたらセットできます。

マウントアダプタは上から差込
マウントアダプタは上から差込

そのため、モニターを持ち上げてうまいこと差し込んであげればOK

34インチという大きいディスプレイでしたが、1人でも作業できました。

各種調整を行う【上下】

最後に動きを見ながら調整します。調整ポイントは全部で3つ。

アームの上下については、アームの端にある調節部分を付属の六角レンチで調整します。

flo monitor armのアームの調整

メモリもあり、ディスプレイの重さに応じて変更できる形。

flo monitor armのメモリ

2~9まであるので、モニターの重さと数値を一致させてたら大体いいんじゃないでしょうか。

各種調整を行う【上下傾きの角度】
Dリングの調整

ここはマイナスドライバーで調整します。

マイナスドライバーは同梱されていないので、自分でやりましょう。

ここを強く締めないと、重めのモニターなら自重で勝手におじぎしてしまいます。

各種調整を行う【回転】
flo monitor arm回転方向の調整

VESAマウントに格納されている小型レンチを使って調整します。

格納されているとかかっこよすぎる。

設置の時もただただかっこいいな…と感じていました。

設置自体は簡単ですし、特に悩むこともありませんでした。

調整が完了したら、どの方向にもヌルヌル動いてピタッと止まるようになります。

Flo Monitor Armを使った感想

実際に使ってみた感想を紹介していきます。

台座がコンパクト

flo monitor armのクランプ部分

台座が小さくてコンパクトなのを候補に探していました。

flo monitor armの土台の大きさ
奥行約11cm、幅約10cm

色々なデスクセットアップの写真を見てきて、どうしても気になるのが台座部分。

売れ行きの良いエルゴトロンやAmazonベーシックは台座部分が四角くてゴツイ。

多くの人はデスクシェルフで隠している印象ですが、どうせならこだわりたい…という人も多いはず。

面積も小さいのでデスク領域も広くなりますし、見えててもオシャレ、というのはかなり大きなポイントでした。

flo monitor armのクランプ部分
めっちゃスッキリ

それでいて、かなりガッシリとした作りなので不安もないです。

特に下方向に可動域が広い

先ほど紹介した台座と、可動域を考えたときに当てはまる商品がなかなかありませんでした。

Flo Monitor Armの上下可動域は以下の通り。

Flo モニターアームの可動域
参考

左右・回転は他社同様いくらでもいけるぞって感じなのですが、特に見てほしいのが、高さ。

大抵のモニターなら、机にぶち当たる所まで下がります。

  • 将来的には上下モニター構成をしたいかも
  • 身長や目線の問題で、モニターは低い方が使いやすい

という人もいるはず。

私の場合、デスク環境が特殊でデスクシェルフが最初から付いているモノでした。

私のデスク
デスクシェルフが最初からあるタイプの机

デスクシェルフに付けるしかないということもあり、一番下まで下げられるモノでないとベストポジションに設置できないジレンマがありました。

maipyon
maipyon

一応、耐荷重的にはセーフ。でも自己責任で…という使い方だと思います。

後程比較表にて悩んだ他社製品も紹介しますが、この圧倒的可動域と止めたい所でピタッと止まる気持ちよさは他社にはありません。

ケーブルホルダーを標準装備

flo monitor armはケーブルマネジメントも楽

ケーブルホルダーを標準装備しているので、ケーブルマネジメントも楽。

デスク構築において、ケーブルはカバーに入れてしまえば1本カウントのルールらしいので、ケーブルカバーを活用。

上記のグレーのケーブルカバーを使用しました。

ケーブルホルダーが無い商品も非常に多いのですが、Flo Monitor Armに死角なし。

VESAマウントの色選択ができないのが残念

デメリットはVESAマウントが黒色なこと。

VESAマウントが黒色なのは、モニター背面が黒なので私の環境ではむしろメリットになりましたが、色は選択式でも良いのでは?とも思いますね。

時代の流れで最近のモニターは色々な色が売られているのですが、そこに追いついていない感じかなと。

背面を良く見る人も少ないと思うので、多くの人にとっては気にならないポイントかと。

高い。あまりにも高すぎる。【でも満足】

flo monitor arm

やっぱり一番のデメリットは値段。

4.8万て。なんだそりゃ。

デザイン性を無視して、機能性だけで考えたら2万ちょっとで良い物が手に入ると思います。

でも、触れたように

  • デザイン性
  • 機能性
  • 可動域

これらを全て満たす商品が他にありませんでした。

こだわりを爆発させた結果、この値段になってしまいました。

でもプロダクトデザインが素晴らしくて、使用上の不満も全然ないから大満足しています。

人気モニターアームとFlo Monitor Armの比較表

かなり悩んだ人気モニターアームとの比較表は以下の通り。
可動域はクリックで別タブで画像だけ開いて拡大できます。


Flo Monitor Arm

COFO 無重力モニターアーム Pro

エルゴトロン LX
可動域Flo モニターアームの可動域
参考
cofo モニターアームの可動域
参考
エルゴトロン LXの可動域
参考
台座flo monitor armを差し込むcofoモニターアームの台座エルゴトロンLXの台座
ケーブルマネジメント可能可能可能
耐荷重3〜9kg2.5〜14kg3.2〜11.3kg
対応モニターサイズ9kgまでのモニター17〜40インチ〜34インチ
チルト(縦)+48.5° / -48.5°+80° / −80°+5° / -70°
パン(横)+90° / −90°+90° / −90°+90° / −90°
回転360°360°360°
構造タイプフロースプリング方式ダブルメカニカルスプリング式メカニカルスプリング式
VESA規格75×75mm
100×100mm
75×75mm
100×100mm
75×75mm
100×100mm
クランプ式
(天板を挟み込む)
対応天板
13〜65mm10〜50mm10〜60mm
グロメット式
(天板に穴あけ)
対応天板
10〜35mm10〜55mm8〜51mm
本体重量1.8kg3.4kg3.6kg
カラーブラック
シルバー
ホワイト
マットブラック
マットホワイト
アルミニウム
マットブラック
ホワイト
価格(参考) Amazonで確認 Amazonで確認 Amazonで確認

COFO 無重力モニターアームはある程度の高さ(26.4cm)以上しか出せません。デザインは良かったのですが、残念。

一方で、Flo Monitor Armは12.3cm以上の高さになるので、モニターをデスクと接触するまで下げられます。

エルゴトロンは台座部分が四角く、結構ごつい印象。

どこまでこだわるのか、という話ですが、そもそもFlo Monitor Armはこだわる人のためのモニターアーム。

値段で後悔することはあれど、機能的に後悔することはないんじゃないかなとは思っています。

maipyon
maipyon

まぁ、買ってしまえば金銭の痛みは忘れちゃうんですけどね。(悪魔のささやき)

こだわりを爆発させた結果、やはり満足

flo monitor arm

ということで、こだわりを爆発させてFlo Monitor Armを選択しました。

唯一無二のデザイン性、機能性で、デスク環境は一層洗練されました。

あまり見られない部分ではありますが、神は細部に宿るとも言います。

デスクからちらっと見えるたびにテンションが上がるアイテムで、所有欲も満たされます。

値段があまりにも高いので、この記事を参考にしてどうにか自分を納得させていただければと思います。

庄文堂で購入する際は、モニター部分とクランプ部分が別売となっております。

値段を合計すれば、定価と同じになります。

クランプ部分は、本記事と同じものなら以下になります。

別売りのクランプ部分
商品ページはこちら

クランプ部分も大いに悩める要素があるということで、別々にしているようです。

クランプ部分にハブが付いている商品や、高さが出ている商品など、色々ありますので好きなものを選んで頂ければと思います。

庄文堂さんは質問もできて、しっかり親身になって答えてくださるので満足のいく買い物ができるかと思います。