モノを紛失したときに役立つ紛失防止タグ系の商品。
Android対応のものは数が少なく、何かしらのデメリットもある商品が多い印象でした。
その中でも、あらゆるデメリットを取り去ったベストバイであろうカード型紛失防止タグがAnkerから発売されました。
Android対応、カード型、薄い、充電可能、充電はワイヤレス充電でOK、品質よしと文句なしの機能性。
実際に購入し、使ってみて分かった紛失物の探し方や使い勝手をレビューしていきます!
なお、通常のタグは以下の商品になります。
▼レビューもあります
Anker Eufy SmartTrack Card E40の概要
SmartTrack Cardを使ってできることはEufy Securityアプリを使う場合とFind Hubアプリを使った場合で別れているのですが、表にすると以下の通り。

Find HubはiOSでいうFind Myと同じようなアプリです。
Androidユーザー向けの記事ですが、iOSユーザーの方もFind Myを使って同じようなことが可能です。
Find Hub ≒ Find Myとして読んでいただければと思います。
| 機能 | Eufyアプリ | Find Hub |
|---|---|---|
| Bluetooth接続時 音を鳴らす | ||
| Bluetooth接続時 カードに近いかを表示 | ||
| Bluetooth圏外時 カードの現在位置の特定 | ||
| スマホを鳴らす機能 | ||
| 紛失時 QR読み取りによる メッセージ表示(紛失モード) | ||
| 紛失時 近くを通った人に メッセージ表示 | ||
| 本体のボタンを 押した時の設定 | ||
| デバイス共有(情報共有) | 6アカウントまで | 2アカウントまで |
機能が別れているので、しっかり使いこなしたい人は両アプリのインストールが必要になります。
本体の大きさはマイナンバーカードと同じと考えてもいいかと思います。

厚みは1.7mmで、カード2枚分という感じでした。

問題なく財布にも入りました。

Anker Eufy SmartTrack Card E40は充電可能
最大のメリットがワイヤレス充電可能だという点。
これまでAndroid対応のカード型は、例えば以下のようなデメリットを抱えていました。
- 買い切り型で、3年ほどして電池切れになったら終了
- 専用の充電端子が必要で、その充電端子を無くしがち
ワイヤレス充電ができることで、上記のデメリットはどれも無くなりました。
1回の充電で最大5ヶ月持つということです。

充電中はランプが赤色に点滅し、満充電で青色に変化します。

上記のように、Qi充電に対応しているということですが、Qi2充電を試したところうまくいきませんでした。

下位互換性があるはずなので、Qi2充電で使用した商品との相性が悪いだけかもしれません。
なお、充電に使用して問題なく充電できたのは以下の商品でした。

上記は同じAnker製品です。
なお、マグネットでくっつくみたいで、位置ズレの心配もなさそうでした。
あと、Qi関係ないワイヤレス充電器でも充電可能でした。
今からワイヤレス充電器を買うとしても、Anker製品を買うのがいいのかなあとは感じました。
Anker Eufy SmartTrack Card E40での紛失物の探し方
紛失物の探し方は以下の2通り。
- Bluetooth圏内→「検索ハブ」アプリで距離の確認と内臓スピーカーの音で特定
- Bluetooth圏外→「検索ハブ」アプリで追跡
それぞれの方法を見ていきます。
Bluetooth圏内なら距離の確認と音で特定
Bluetooth圏内であれば、「検索ハブ」アプリから音を鳴らすことが出来ます。
音を鳴らしたときは以下のような音が出ます。(音の出る動画です)
リュックの中だと以下の通り。(音の出る動画です)
リュックの中で隣の部屋に行くと「聞こえるけど微かな音」という感じでしたので、ショッピングモールとかではそこそこ近くじゃないと難しそうです。
また、どの程度の近さにあるのかも確認できます。

この2つの機能を使えば、Bluetooth圏内で物を探すことはできるかと思います。
Bluetooth圏外なら「検索ハブ」アプリで追跡
Bluetooth圏外だと、「検索ハブ」アプリを使って追跡します。
仕組みは以下の通り。
- 落としたカードは一定間隔でBluetooth信号を発信している
- 他人のデバイス(Android限定。スマホやスマートウォッチなど)が落としたカードの付近を通ってこの信号を受信したとき、位置情報を暗号化された形でクラウドサーバーに送信する
- 受信した位置情報はカードの所有者だけが確認できる
- 他人のデバイスがカードの所有者を知ることはできない
つまり、Androidユーザーが知らぬ間に協力し合って、紛失したカードの位置情報を所有者だけにお知らせするという仕組みです。
協力者になる条件は以下の通り。
- Android 9.0以上(2018年8月6日リリース)
- Google Playサービスがインストールされている
- BluetoothがONになっている
- デバイスの電源が入っていて、Wi-Fiかモバイルネットワークに接続されている
- デバイスを探す機能が有効化されている(設定>セキュリティ>デバイスを探すからONにする。多くの人は初期からON)
心配しなくても、自分のスマホも妻のスマホも何もしなくても上記を満たしていました。

GPS信号を常に出しているわけではないので注意。
協力者となるAndroidユーザーが周りにいて初めて位置の特定が可能です。
出先で紛失した場合をシミュレーション
以前書いたタグ型の方の記事と同じなので、複数の探し方がありますがメインの2つを紹介します。
どちらも、「Find Hub」アプリ上でのみ位置情報の確認が可能です。
スマホと持ち出した場合、落とした場所周辺の位置情報になる
スマホと一緒に持ち出していれば、位置は更新されていきます。
そのため、基本落とした場所周辺の位置情報が最後に記録された状態になると言えそうです。

ただ、移動スピードによっては結構ズレる可能性も高いです。
Eufy SmartTrack Cardだけが動いている場合【Bluetooth圏外】
「家にスマホを置いて、Eufy SmartTrack Cardだけを持ち出している場合」
もしくは、「最後に紛失した場所から、何者かによって動かされた場合」を考えます。
スマホを家に置いているので、アプリ上では最後に通信をした場所=家を指し示します。

こうなった場合、Eufy SmartTrack Cardの近くを他のAndroidユーザーが通ってくれるのを待つしかありません。
近くをAndroidユーザーが通ってくれた場合、位置情報が更新されます。

どうやらエアタグはどの製品も電池の消費を抑えるために、一定の間隔でBluetooth通信を発しているらしく、そのタイミングで近くに他ユーザーがいる場合に更新されるようです。
通信間隔はどこにも記載されていませんでしたが、おそらく5分間隔あたりではないかと考えています。
常に通信を行っているわけではないので注意が必要そうです。
その他の探し方
他の探し方として、以下の機能もあります。
- Beta機能の置き忘れ通知(Androidは今後対応予定)
- Find Hubにて紛失としてマークして、近くを通りがかった人にメッセージ通
- Eufyアプリで紛失モードにして、カード本体のQRコード読み取りでメッセージ表示
- Eufyアプリ登録後、カードのボタンを2回連続で押すことで、スマホから音を鳴らす
上記についてはメインではないと思いますので、別記事にて紹介しているものを参考にしてください。
なお、カードボタンを2回連続で押すとスマホから音が出る設定についてですが、財布内で誤って実行される場合があります。
Eufyアプリ上で防ぐこともできますので安心です。

Anker Eufy SmartTrack Card E40を使ってみてよかった点

実際に使ってみてよかった点を挙げていきます。
コンパクトで財布に入らない心配がない
最近のトラックカードはサイズがコンパクトになっていて、以前は厚みがカード3〜4枚分ということもありました。
財布に入りはするけど、ギッチギチみたいな印象です。
カード2枚分の厚みで薄い部類になるかと思いますので、財布に入らないという心配はしなくてもいいかと思います。
充電可能で今後もずっと使える
今までの商品にあったデメリットが取り払われている、というのが一番いい点です。
中でも充電可能で今後もずっと使えて、専用充電端子は不要という点がイチオシポイント。
これ以上なんの機能を望むというのか。
まさに完成した商品と言ってもいいのではないかと思います。
Anker Eufy SmartTrack Card E40を使ってみて残念だった点
逆に残念だなと思った点を挙げていきます。
といっても、完成形ともいえる商品なのであまりないのですが。
少々値段が高い
定価は5,990円とそこそこの値段です。
今までに出てきた紛失防止系商品の中で一番高く、気が引けるという人も多いかと思います。
ただ、これまでのトラックカードのデメリットがなくなり、完成形とも言える商品かと。
私は今後ずっと使える保険みたいなもの、と考えて購入しました。
Eufyアプリ側でできることが少なめ
Eufyアプリ側では地図を見ることができず、できることが少なめです。


タグ型のSmartTrack LinkであればEufyアプリから地図確認ができたのですが。
ですが、長押しや連続押しでの意図しない音の発生を防ぐにはEufyアプリからの設定が不可欠です。
そのため、Eufyアプリを入れていない人にとっては「紛失物探索のためには必要性が皆無だけど、入れないと細かい設定ができない」という印象となりちょっと面倒です。
Anker Eufy SmartTrack Card E40は1つ持っておけば安心

ということで、スマートトラックカードの完成形とも言えるSmartTrack Card E40をレビューしました。
数多くの商品がありますが、Androidユーザーならこれを1つ財布に入れておけば安心なのではないかなと感じました。
iOSユーザーも使えますので、乗り換えた場合でも安心できるかなと思います。(ただスマホ2台に同時に登録は無理なはず)
少々お高いですが、数年でダメにならないという点はかなり魅力的なので是非。

